みなさんこんにちは、パーソナル留学コーチのまちやんです。
このように思っていませんか?
英会話にも、文法は必要です。
ですが、最低限の英会話に必要な文法の量は、多くありません。
というか少ないです。
そこで今回は、英会話に必要な7つの文法と、その使い方までをお伝えしたいと思います。
英会話に文法は必要?
上でも書きましたが、必要です。
正確に言うと、「最低限の文法がわかれば、語学習得の効率がぐっと上がる」です。
文法が全く分からない状態で、文法の勉強もなしに会話練習だけ行うと、遥かに長い時間がかかります。
なので最低限の文法は頭に入れておくことをオススメする、ということです。
次はその疑問について、考えていきましょう。
英会話に必要な7つの文法
語学コーチングを行う際、文法のトレーニングが必要な方には、この7つを復習していただきます。
- 英語の順番
- 主語
- 現在形
- 過去形
- 未来形
- 現在進行形
- can
この7つです。
英会話に7つの文法が必要な理由
言うまでもありませんが、日本語と英語は全く違う言語です。
文字も音も文法もリズムも抑揚も周波数も何から何まで違います。
まずは英語の、基本的な「英語の順番」を覚えましょう。
その後、英語の中でも初心者の時につまづきやすい、「主語」と、「時間(時制)」。
この二つのポイントを、カバーしてあげましょう。
カバーするために必要なのが、残り6つの文法。
これらをなんとなく頭にいれておけば、最低限の会話ができるようになります。
あとは、必要に応じて、新たな文法を身に着けていくことができるんです。
大事なのはスタートでこけないこと!
英会話に必要な文法1.英語の順番
日本語の順番は、「1.主語」、「2.目的語」、「3.動詞」となっています。
私は(主語)、お茶を(目的語)、飲む(動詞)。
ところが、英語の順番は、「1.主語」、「2.動詞」、「3.目的語」となります。
目的語も大切ですが、それ以上に、「主語の直後に動詞が来る」という文法がとても重要!
- I(主語) drink(動詞) tea(目的語).
- You(主語) go(動詞) home(目的語).
この通りです。
主語の後に動詞主語の後に動詞主語の後に動詞と、慣れるまでは念仏のように意識してください。
英会話に必要な文法2.主語
普段ほとんど意識していませんが、僕たちが日本語を話すとき、主語が頻繁に省略されます。
下記例文を見てください。
- Aさん:お仕事は何をされていますか?
- Bさん:留学コーチです。
意味は通じますよね?
この例文、実はすでに主語が省略されています。
それでは主語を足してみましょう。
- Aさん:(あなたは)お仕事は何をされていますか?
- Bさん:(私は)留学コーチです。
このように、ごくごく自然に日本語では主語を省略しがちです。
主語を省略していることを、忘れてしまうほどに。
ですが、英語ではこうはいきません。
英語では、「原則として必ず、主語を言います」。
下記のとおりです。
- Mr.A:What do you do?
- Mr.B:I am doing studying aboroad coaching.
実は、ここから赤字の主語を省略すると、文章としてなりたたず、相手にも伝わりにくくなります。
それでも、英会話に必要な文法を学ぶとき、まず最初に意識すべきは、主語。
私なのか、あなたなのか、彼なのか、彼女なのか、、、。
スピーキングをするときは特に、主語がなんなのか意識しつつ、文章を組み立ててくださいね。
英会話に必要な文法3.現在形
この現在形、実はくせ者です。
まず最初に、現在形という名前に騙されてはいけません。
I play baseball.
これ、現在形の文章ですよね?
どういう意味かというと、「私は野球をします」になります。
ところで、この人はいつ野球をするんでしょう?
今? 過去? 未来?
実際のニュアンスは、「私には野球をする習慣がありますよ」という感覚です。
プロ野球選手も、週一で野球をする草野球のおじさんも、「I play baseball.」。
もう一つ、例文を見てください。
I am Japanese.
現在形ですね?
私は日本人です。
ところで、いつ日本人なんですか?
今? 過去? 未来?
この場合は、「今も、過去も、たぶん未来も日本人だよ」。
というニュアンスになります。
- 「習慣」
- 「過去から未来にわたり、変わらない状態」
を表します。
ややこしいので、覚えなくてもOKです。
ただ、「こういう場合は現在形が使えるんだなぁー」というアイデアを、なんとなく頭に入れておいてください。
その上で英会話をしていると、「あ、ここ現在形だ」と気付く時がきます。
その時に、改めて現在形の文法について、理解を深めていきましょう。
英会話に必要な文法4.過去形
日本語に比べ英語は、「時間」が非常に大切になります。
「いつ」なにが起きたのか。
これによって、使う文法が変わってくるわけです。
「過去」に何かがあった場合、この過去形を使います。
過去形は基本的に、動詞の最後に「ed」を付ければOKです。
I played tennis.
「私は、テニスをした。」
過去にテニスをしたので、過去形になっていますね。
最低限頭にいれておきましょう。
英会話に必要な文法5.未来形
実は、日本語には未来形と呼ばれる決まった文法はありません。
なので、いろんな表現の仕方で、「未来の話をしてるんだな」と聞き手にわかってもらいます。
対して英語は、「これを使えば未来の話!」という文法が決まっています。
二つ、覚えてください。
- will
- be going to
この二つです。
- I will go to UK.
- He is going to come here.
このように、未来の話をするときは、この二つを使う事。
この二つが会話の中で出てきたら、その話は未来の話だという事。
覚えておいてくださいね。
英会話に必要な文法6.現在進行形
今この時、なにをやっているか。
これを表すのが、現在進行形です。
現在進行形は、動詞の後にingをつけることで表現されます。
例えば、僕が今この時、英語を勉強しているとしたら。
I am studying English.
今この時を、ピンポイントで言いたいときは、現在進行形を使いましょう。
英会話に必要な文法7.can
できるかどうかを表す時、この文法を使います。
I can cook curry today.
「今日カレー作れるよ」
このように、できること、できないことを表します。
正確な使い方については、いくつかルールがあるのですが、今は放っておきましょう。
まずは使って、自分のものにしてください。
中には、
- 7つの文法、さっぱりなんのことかわからない
- 中学でやった英語なんて全部さっぱり忘れてしまった
という方もいるかもしれません。
そんな方は、更に基礎の基礎から復習する必要があります。
書店でもインターネットでもいいので、まずは中学一年生の英語文法について復習しましょう。
その後、この7つの文法に戻ってきていただければバッチリです!
英会話に必要な文法、まとめ
まとめに入りましょう。
- 英会話に最低限の文法は必要
- まずは主語を考える
- いつの事なのか考え、動詞を入れる
今回紹介した文法を実際に意識しながら使えるようになりましょう。
最初はなかなか大変で、難しいです。
ただ、使って慣れていくしかないことも事実。
まちやんでした。
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