- 文法が間違ってるかもしれないから恐い・・・。
- 発音が綺麗じゃないから恥ずかしい・・・。
- ペラペラ話せないから無理・・・。
英語を話そうとする時、こんなふうに思って話せなかった経験ありませんか?
私もそうでした。
今も意識しないとついそう思ってしまいます。
以前、日系グローバル企業で働いていた時。
外部講師を招いて「英語マインド改革」がテーマの社員向けの英語研修を行いました。
私は主催している人事部側として、研修に立ち会っていたのですが、講師の言葉1つ1つが刺さる、刺さる!!
今回は、その時に学んだ英語学習する上での心構え(マインド)をシェアしたいと思います!
【英語学習の心構え】「流暢さ」より大切なこと
その研修で講師が一番強調して伝えていたこと。
それは、英語はあくまでもコミュニケーションツールであるということです。
相手に伝える、伝わる、そしてお互いに理解し合える。
それが流暢な英語よりも、一番大切であるとのことでした。
確かに、英語って言語の1つです。
改めて、言語って何かを辞書で調べてみました。
言語
思想・感情・意志などを互いに伝達し合うための社会的に一定した組織をもつ、音声による記号とその体系。また、それによって伝達し合う行為。音声によらない手話や文字の使用を含めていうこともある。※出典:三省堂 大辞林
まさに、お互いに相手に伝えるためのツールなのです。
英語を勉強していると、つい英語を流暢に話せるか、発音が綺麗か、文法にミスがないかを気にしがちです。
でも、伝われば言語として成立しているわけなんですね。
私もついつい忘れがちですが、なんのために英語を勉強するのか?を常に確認することが大事ですね!
【英語学習の心構え】日本人がよく陥りがちなこと
研修の際に講師曰く、特に日本人は文法の間違いや発音などを気にして話せない傾向があるそうです。
相手が言っていることがわからなくても、とりあえずウンウンと頷いているとのこと。
この言葉には、私も思い当たる節があり、ドキリとしました。
皆さんも心当たりあったりしませんか?
でも、これってコミュニケーションという観点で見た時、最悪なのだそうです。
- 自分の発言ミスを恐れて話さない人
- とりあえず頷いてる人
- 結局分かってなくて反応がない人
このような人とはコミュニケーションがとりづらいですよね。
「本当に私が言ったこと伝わってる?」「相手は何が言いたいの?」っと不安になってしまうと思います。
つまり、コミュニケーションをとる時は言葉のキャッチボールが何より大切なんです!!
【英語学習の心構え】英語をコミュニケーションツールとして活用すべし!
言葉のキャッチボールが大切なのは、英語でも一緒です。
文法がめちゃくちゃなブロークン英語でも、分かる単語の羅列でも、相手に自分の言いたいことが伝わり、意思疎通ができれば良いんです。
これこそ、英語をコミュニケーションツールとして活用できているということだそうです。
例えば、
About today’s meeting.
Today is no.
Tomorrow is good.
Please change, okay?
文法的には添削が入る文章ですが、こんなほぼ単語の羅列である言葉でも何が言いたいか伝わりませんか?
ちなみに、
「今日のミーティングだけど、今日は都合悪いから明日にして欲しい。都合大丈夫そう??」
と言いたいシュチュエーションです。
もちろん文章で綺麗に話せるなら、それに越したことはありません。
ただ、無理なら初めはこんな感じでいいと講師の先生は強く訴えていらっしゃいました。
短く、知ってる単語で、伝える!!
まずはこのマインドこそが大切。
英語学習の心構え 最後に
英語を勉強していると、点数アップや、発音の綺麗さとか目先の上達にフォーカスしがちです。
いつもこの研修で学んだことを思い出すたび、本質はここだなと私は感じています。
英語はあくまでもコミュニケーションツール。
英語学習が目的ではなく、英語学習で身につけた英語力を持って何をしたいのかを定期的に思い出すことが大切ですね!