突然ですが、「4×3=12」これ、英語で言えますか?
英語を勉強している方でも、意外と言えなかったりしませんか?
答えは、「Four times three is twelve.」
「×」は、英語で「times」と表現します。
「=」は、色々な表現パターンがありますが、「is」がシンプルで使いやすいです。
では、足し算は?
引き算、割り算はどうでしょう。
更に、少数ってどう表現すればいいの? 分数は?
といった、日常によく出てくる数字に関する計算表現をご紹介します。
この記事を読んだ後、さっそく使ってみてくださいね!
四則計算の英語表現
まずは、四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)から見ていきましょう。
四則計算の例文
【足し算】英語での言い方
4+7=11
Four plus seven is eleven.
足し算は、「plus」で表現します。
日本人にも馴染み深い単語ですので、これはわかりやすいですね!
【引き算】英語での言い方
10-3=7
Ten minus three is seven.
引き算は、「minus」となります。
こちらも馴染み深い単語です。積極的に使ってみましょう。
【掛け算】英語での言い方
6×7=42
Six times seven is forty-two.
最初の例文の通り、掛け算は、「times」です。
複数形になっている点にご注意ください。
【割り算】英語での言い方
8÷2=4
Eight divided by two is four.
割り算は少しだけ複雑。
「divided by」を使って表現されます。
28÷7=4
Twenty-eight divided by seven is four.
【=(イコール)】英語での言い方
日本語では、「は(わ)」と表現される、「=」ですが、英語での表現はいくつかパターンがあります。
- is
- equal
- makes
この3つが主なパターンです。
オススメは、「is」。簡単でシンプルですね。
もちろん、日本語のカタカナ語にもなっている、「equal」を使っても問題ないです。
「makes」を使っても、正解ですよ。
4+7=11
- Four plus seven is eleven.
- Four plus seven equal eleven.
- Four plus seven makes eleven.
四則計算そのものの英語表現
ここでは、四則計算そのものの英語表現をご紹介します。
つまり、「足し算」という英単語や、「引き算」という英単語。
また、足し算の答えを表す、「和」という英単語などになります。
足し算 → 「addition」
和(足し算の答え) → 「sum」
引き算 → 「subtraction」
差(引き算の答え) → 「difference」
掛け算 → 「multiplication」
積(掛け算の答え) → 「product」
割り算 → 「division」
商(割り算の答え) → 「quotient」
少数の英語表現
3.5
といった少数の英語表現は、「Three point five」のように、少数点を「point」として表現します。
また、小数点以下の数字を読むときは……
3.581
Three point five eight one.
のように、数字を1つずつ読んでいきます。
整数がゼロの場合は、ゼロを省略する場合もあります。
0.26
(zero) point two six.
ちなみに、「小数」のことを英語で、「decimal」。
「小数点」のことを英語で、「decimal point」と表現します。
四捨五入を計算する時に使うので、知っておきましょうね。
分数の英語表現
1/5
one fifth.
2/5
two fifths.
ポイントが3つあります。
- 日本語では、「5ぶんの2」と、分母から読みますが、英語では逆に分子から読むと覚えてください。
- 分母の読み方は、「third(3)」、「fourth(4)」、「fifth(5)」、「sixth(6)」と、順序を数える数字になります。
- 分子が2以上の場合は、分母が複数形になります。「thirds」、「fourths」、「fifths」、「sixths」
また、分母が2、もしくは4の場合は特殊な読み方をします。
かなりの頻度で使うので、こちらも覚えておきましょう。
1/2
one half (a halfでもok)
1/4
one quarter (a quarterでもok)
3/4
three quarters
平均の英語表現
「10と30と80の平均は40」と言いたいときは、下記のようになります。
The average of 10, 30 and 80 is 40.
平均は、「average」で表します。
日常会話でも出てくる単語なので、こちらも覚えておきましょうね。
累乗(2乗や3乗など)の英語表現
「2乗」「3乗」は特殊な読み方をします。
「4乗」以上は、決まったパターンがありますので、それぞれ紹介していきますね。
2乗
The square of 〇〇 is……
〇〇の場所に、2乗する数字を入れます。
例えば、「3の2乗」なら「The square of 3 is 9」といった具合になります。
3乗
The cube of 〇〇 is……
「3の3乗」であれば、「The cube of 3 is 27」となるわけです。
4乗以上の場合は、以下の通りになります。
〇〇 to the fourth (power) is……
〇〇の部分に4乗したい数字を入れるのは一緒です。
そして、4乗をすることを表すのが、「to the fourth (power)」の部分。
「fourth」と、順番を表す数字になっていることに注目してください。
5乗であれば、「fifth」。
6乗であれば、「sixth」となりますので、頭に入れておきましょう。
「(power)」は、あっても無くても大丈夫です。
ただ、コミュニケーションを取る相手が使ってくることはありますので、とりあえず知っておきましょうね。
四捨五入の英語表現
四捨五入は英語で、「round off」と表現します。
色々と解説すると長くなってしまう上に、四捨五入を使うことはそうそうありません。
ということで、ここでは簡単に例文を中心にご紹介していきます。
「2.75を小数点以下2桁で四捨五入すると、2.8になる」という例文があったとすれば、下記のようになります。
2.75 rounded off to one decimal place is 2.8.
切り上げは、「round up」。下記切り上げの例文です。
5.726の小数点以下を切り上げなさい。
Round up 5.726 to the nearest integer.
おわかりかもしれませんが、切り下げは、「round down」。
32.8ドルを切り下げて、32ドルにしてください。
Please round down $32.8 to $32.
負の数の英語表現
5-2=3
これは、「five minus two is three」でしたね?
それでは、こちらはどうでしょう? 英語での読み方、わかりますか?
5-(-2)=7
答えからお伝えしておきます。
これは、「five minus negative two is seven」と読みます。
負の数は、頭に「negative」をつけて、表現していきます。
実は、「-5-2=-7」などの場合は、頭に「minus」でもOKです。
「Minus five minus two is minus seven」といった具合ですね。
しかし、「5-(-2)=7」このようなパターンもありますので、負の数は「negative」をつけると覚えておいた方が間違いが少なくなります。
「計算」を英語で言うと?
「計算」は、英語で「calculation」となります。
日常会話ではほとんど出てくることはありませんので、覚えなくても支障はありません。
「bill」という、「お会計」をしめす単語を使って、
- Just the bill please?
- May I have the bill?
と表現するのが自然です。
英語の計算表現・読み方 まとめ
いかがでしたか?
英語での計算表現をたくさん紹介してきました。
なるべくわかりやすいよう、よく使う表現をかいつまんだつもりです。
早速今日から使い倒して、自分のモノにしてくださいね!