『英語の勉強でオススメの海外ドラマとは?』の記事でも書いた通り、ドラマや映画を見るのが好きな私は、海外ドラマを英語学習に取り入れています。
そして、最近見始めた海外ドラマというのが、「HELIX-黒い遺伝子-」です。
正直、ドラマ自体はあまり面白くなかったのですが、印象的だったのが主役級でレギュラー出演している真田広之さんの英語力!!
海外で活躍されている俳優として知っていましたが、初めて真田広之さんの英語を聞いたので、その流暢さに驚きました。
- こんなに英語力が高いなんて、真田広之さんは帰国子女なの?
- どうやって英語を習得したの??
などなど色々気になったので、真田広之さんについて調べてみました!
真田広之さんの経歴
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0094510
まず、そもそも真田広之さんってどんな方なのか?「もちろん知っているよ!」という方も多いかと思いますが、改めて経歴を見ていきましょう!
子役時代〜90年代で:子役上がりのアクションスターとして活躍
1960年生まれの真田さんは、5歳で子役として映画デビュー。
その後、子役として仕事を続けていたものの、一時は学業のために休業へ。
そして、本格的な復帰となった1978年に公開された映画「柳生一族の陰謀」にて、優れたアクションシーンを演じて注目が集まります。
また、単なるアクションスターにとどまらず、社会現象にもなった1993年のドラマ「高校教師」では、教え子と禁断の愛を育む教師を演じ、俳優として広く認知されるように。
1999年〜2002年:海外での舞台を経験し、俳優としてステップアップ
1999年、真田さんが39歳の頃、英ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演「リア王」へ唯一の日本人キャストとして出演。
イギリス人俳優を相手に、シェイクスピアの劇を全編英語に挑戦されています。
そして、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた2002年公開の映画『たそがれ清兵衛』で見事な演技を披露し、日本の各映画賞を総なめにし、俳優としてステップアップされています。
2003年:「ラストサムライ」への出演で飛躍&活動拠点を海外へ
そして、真田さんにとって世界的出世作となったのが、主要キャラクターの一人を演じた2003年の映画「ラストサムライ」です。
この映画で世界的大スターであるトム・クルーズらと共演し、日本を代表する俳優の一人へ。
国内外の評価を高め、このヒット作への出演をきっかけに渡米し、ロサンゼルスに拠点を移されています。
2003年〜現在:人気作に続々と出演し、海外で活躍
渡米後は、映画「ラッシュアワー3」や「ウルヴァリン:SAMURAI」「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ドラマ「LOST」、「リベンジ」「HELIX -黒い遺伝子- 」など多数の人気作に出演。
2010年3月には、第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにおいて「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」にも選出されています。
参考:日刊SPA! https://nikkan-spa.jp/1571695
真田広之さんの英語力
では、真田広之さんの英語ってどんな感じなのか?
実際に英語で話されているインタビュー動画を見てみてください!
以前、「【英語学習者必見】小池百合子知事の英語力がすごい!」でも書いたのですが、ポイントは次の2つだと思います。
- ゆっくりハッキリな話し方
- ちゃんと伝わる英語らしい発音
「ペラペラペラ〜♪」とネイティブのように話されているわけではないです。
でも、ゆっくりハッキリと話されており、とても伝わりやすい英語だと思います。
一つ一つ丁寧にクリアに発音されており、きちんと英語の音を出されているのもすごいです。
もちろん、生まれも育ちも海外というネイティブや帰国子女と比べると、日本語訛りのある英語かもしれません。
大人になってから英語を勉強をしている人がお手本にしたい英語だと思います!
真田広之さんの英語勉強方法
経歴の通り、帰国子女でもなく、日本生まれ日本育ちで、おそらく大人になってから英語を勉強されている真田さん。
どんな英語勉強方法で、英語を習得されてきたのでしょうか。
過去のインタビューから探っていきたいと思います!
真田広之さんのインタビュー記事その1
Q:真田さんの完ぺきな英語力はどこで培われたものなのでしょうか?
その都度、現場でいっぱいいっぱいになりながら覚えていきます。レッスンを続けてはいるんですが、役によってアクセントも違うので……。英語って本当に難しくて、出身地や、階級によってアクセントがまったく違うから、向こうの俳優さんでも役柄によってコーチが付くこともあるんです。日本で言う方言指導みたいな感じかな。これがずっと続いていくわけですからぞっとしますよね。それでもなんとか、自分の理想に近づけるように、「日本人だから、しょうがない」っていうところには絶対逃げ込まない覚悟でやっています。
やはり、俳優として役に応じて英語を勉強されているようです。
その中でも印象的なのが、「日本人だから、しょうがない」というところには絶対に逃げ込まない覚悟でやっているという言葉。
ついつい発音の勉強や練習をしていると、「どうせ私はネイティブじゃないから」「大人になって英語勉強しているからしょうがない」と言い訳したくなっちゃいます。
でもやっぱり自分の理想に近づける努力は大切ですね!
特に真田さんの場合は、映画やドラマなどでずーっと自分の英語が残ってしまい、何年経っても人の目に触れることになります。
自分の英語が記録されてしまうというプレッシャーも原動力になっていらっしゃるのではないかと思います。
真田広之さんのインタビュー記事その2
『 Mr. Holmes 』に日本人の梅崎という役で出演している真田さん。昨年スティーブン・スピルバーグ監督製作のTVドラマ『エクスタント(Extant)』の、シーズン1の撮影が終わった翌日に、この映画の撮影のためロンドンへ向かったという。ハリウッドではアメリカ英語だったが、すぐにブリティッシュ英語に切り替えなければならなかった。真田さんが演じる梅崎は日本でブリティッシュ英語を勉強した、ということになっていたので、アメリカで2週間ほどトレーニングをした後、現地入りし、翌日からはすぐに撮影に入ったそうだ。「言葉は筋肉だから」と言う真田さんの言葉には説得力がある。
出典:http://www.v-shinpo.com/special/1472-2014-01-24-20-14-54-36425822
「言葉は筋肉だから」という言葉、心に刺さりますね。
筋肉と同じく、英語は1日にしてならずです。
筋肉は日々トレーニングの積み重ねで強く成長していきますが、英語も同じで日々の積み重ねが大切です。
英語の勉強を本当に真剣に取り組まれていることが伝わるインタビューだと思います!
真田広之さんのインタビュー記事その3
「30代となると、このままいくのか、違う道を行くのか、迷うこともある時期だと思います。僕が初めてロイヤルシェイクスピアカンパニーに飛び込んだのが30代後半で、ロスに引っ越したのは45歳の時。まさに“四十の手習い”で英語を始めました。そうあるべきだと思ったことに従ったわけで、描いていたわけではない。何かを決める時はリスクもありますが、“やりたいことに飛び込んだ自分”と、“飛び込むのを諦めた自分”の10年後を比較してみてどっちがいいか考えました。一度きりの人生、自分を信じるのか信じないのか。環境次第ではありますが、環境作りも自分の仕事です。大変なことも含めて楽しんで欲しいと思います」
このインタビュー記事は、英語学習というより、年齡に関わらず挑戦する時に背中を押してくれるような言葉が刺さります!
まさに20代後半でワーホリや留学に行こうか迷っている方にぴったりの言葉です。
私も当時この言葉を知りたかった・・・!笑
やはり英語を始められたのは40歳を超えてからのようで、遅い方だと思いますが、今現在の英語力を考えるとすごく努力されたのが伝わります。
まとめ
改めて真田広之さんについて調べてみて、とても勇気付けられるとともに私も頑張ろうと気合が入りました!!
真田さんも40歳を超えてから英語を始められており、とても努力されている様子が伝わりました。
まさに真田さんは「大人になってから英語を勉強する方がお手本にしたい方」だと思います!
▼私が見た真田広之さん出演の海外ドラマ「HELIX-黒い遺伝子-」はこちら
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以上、ななみでした!