ワーホリでは、1年間という期間を海外で生活をすることになります。
そんなに海外で生活しているのに、「なぜ英語が上達しないのか」と、辛い思いをする時期もありますよね。
ですが語学は、勉強をコツコツ続けている限り、「上達していきます」。
ただ、「上達を感じられない」状態が続いているんです。
英語(語学)には、一気に上達する時期と、少しずつ上達する時期があります。
これは、僕が今までに見てきた何百人という留学生の方に共通していることでした。
この記事を読み終わった時に、皆さんの「上達に対するフラストレーション」が緩和されていることをお約束します。
英語力の伸び方・ググっと期とじわじわ期
英語(特に英会話)を勉強していると、一気に上達する「ググっと期」と、少しずつ上達する「じわじわ期」があります。
なぜそんな上達の仕方をするのか。
例えば、新しい単語を3つ覚えたとします。
この3つの英単語を覚えただけでは、語学力は大してUPしません。
覚えた英単語を使って会話をするためには、発音・文法・慣れなど、色々な要素がさらに必要となるからです。
これらの、バラバラだった要素が一つに組み合わさったとき、英語力はググっと伸びます。
自作の表で恐縮ですが、これが、英語力の伸び方を表すグラフとなります。
「ググっと期」と、「じわじわ期」があることがわかりますね。
僕が担当したり、担当外でもお会いした留学生のほぼ全員がこのグラフのような上達の仕方をしていました。
グラフを見ていくと、「3」という数字が気になってきませんか?
これこそが、「英語力UP、3の法則」です。
繰り返しになりますが、蓄えてきたバラバラな知識が一つにまとまった時にググっと期がやってきます。
そのググっと期が、「3」のつく時間で起きやすい、という法則です。
英語力の上達を感じることができない理由
なぜ、勉強を続けているのに英語力の上達を感じることが出来ないのか。
もうお分かりですね。
そんなじわじわ期にいる方のほとんどが、どこかのタイミングで「ググっと期」を経験しているはずです。
あの、「ググっと」伸びていた時期の感覚があるので、「じわじわ」伸びているにもかかわらず実感できない。
これが、英語力の上達を感じることができない理由となります。
ワーホリで感じることができるググっと期は3回
1年間という期間がきまっているワーホリでは、3回ググっと期を迎えることができます。
3日、3週間、3ヵ月の3つです。
どうしても期間は決まっているので、次のググっと期である3年をワーホリ中に迎えるのは難しいでしょう。
では、3ヵ月のググっと期を迎えた時点で英語の勉強を辞めてもいいのか?
という疑問も生まれてきます。
3ヵ月ほどたてば、旅行や食事などの限られた場面を乗り越えるだけの英語力が出来てきます。
そこで満足という方は、勉強を終えても良いでしょう。
ですが、もっと上を目指したい。ペラペラになりたい。外国の人と言葉を交わして深い関係を築きたい。
そう思っている方は、やはり3年のググっと期を目指す必要があります。
3ヵ月~3年の期間はとても長いですが、やはりコツコツと積み上げていく他に方法はありません。
残りの人生を英語と一緒に生きたいのであれば、3ヵ月経っても、帰国後も、継続して勉強していくことが必要です。
ワーホリの1年でどこまでの英語力UPを見込めるか
1年間で、自分の英語がどこまで伸びるのかの目安も欲しいですよね。
結論から言うと、TOEIC800はいけます。
これは、僕や、このブログの共同運営者のななみの実体験が根拠となっています。
僕もななみも、ワーホリに行く前に受けたTOEICのスコアは300点程度。
最低レベルと言っても、全く過言ではありませんでした。
しかし、ワーホリ中に工夫をしながら英語学習に励んだり。
ワーホリ終了後も継続して勉強をしたりで、帰国後に受けたTOEICは約800点!
このように、今現在英語力が低くても、TOEIC800点は難しくありません。
やるべきことはシンプル。
勉強を続けて、じわじわ期とググっと期を繰り返していくこと。
これだけです。
ワーホリ中の英語上達について まとめ
- 英語の上達には、波がある
- 成長を感じずとも、勉強を続ける
- 1年でTOEICスコア800はいける
英語力の上達を感じることができていない皆さん。
大丈夫です。少しずつではあるかもしれませんが、成長しています。
今は、次のググっと期に向けて準備をしている段階。
ここで知識と技術を蓄えれば蓄えただけ、次のググっと期に大きく伸びることができるのです!
最後にもう一度、グラフを置いておきます。
皆さんの英語学習が、幸多からんことを願って。