昨年から今年にかけてブレイク中の俳優の一人といえば、高橋一生さん!
俳優としてのキャリアは長くて、これまでも色々な作品に脇役として出演されていましたが、実は私ブレイクされる前から好きだったんです!!
外見がタイプなのももちろんのこと、演じられる役で全然雰囲気違うので演技に自然と惹きつけられていました。
ということで、高橋一生さんが過去に出演された映画の一つである「嘘を愛する女」をネタバレなしでご紹介します!
「嘘を愛する女」あらすじ
その姿は世の女性が憧れる理想像。
食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利は、研修医で面倒見の良い恋人・小出桔平と同棲5年目を迎えていた。
ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。
「一体、彼は誰ですか?」
くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。
なんと彼が所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。
騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して、私立探偵・海原匠と助手のキムを頼ることに。
調査中、桔平のことを”先生”と呼ぶ謎の女子大生・心葉が現れ、桔平と過ごした時間、そして自分の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利。
やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせる幾つかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていたのだった。
海原の力を借りて、それが瀬戸内海のどこかであると知った由加利は、桔平の秘密を追う事に・・・・。
なぜ桔平は全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか?
そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、辿り着くことができるのか。
▼予告編はこちら
なんとこの作品、「夫は だれだった」という朝日新聞の記事から着想を得て、実話を元にした物語だそうです。
キャッチコピーも「愛さえも、嘘ですか?」「あなたは、誰?」という興味をそそるものになっています。
「嘘を愛する女」のキャスト
2000年、第5回「東宝シンデレラ」グランプリを受賞して芸能界入り。「ロボコン」(2003年)で初主演を務め、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)では第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞を受賞した。その後も、ドラマ・映画と話題作に出演し、幅広く活躍されています!常になんらかに出演されている売れっ子女優さんですね。
子役俳優としてキャリアをスタート。様々な作品で脇役として活躍し、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)や連続ドラマ「民王」(2015年)で知名度が高まり、大ヒット映画「シン・ゴジラ」への出演などでさらに注目され、一気にブレイク。話題のドラマやCMに引っ張りだこの存在に。観る作品ごとに違う印象を残される演技の幅の広さがすごいと思います!
「嘘を愛する女」の見どころ
高橋一生さんの自然体演技に胸キュン!
出典:https://eiga.com/movie/86816/
やっぱり高橋一生さんの演技ステキです!それぞれのシーンで色んな顔を見せてくれます!!
家でふたりでいるシーンなんかは、5年同棲しているカップルだからこその脱力した空気感。
初々しい感じはないけど、長い付き合いだからこその自然体な雰囲気が現れていて、実生活でも彼女とはこんな感じなのかな〜と思わず想像してしまいました(笑)
さらに、回想シーンでの、ふたりの出会いの場面では、真逆で少し警戒しているようなよそよそしい感じ。
ふたりが喧嘩したシーンでは、罵詈雑言を吐くのではなく、言葉では何も言わず態度で怒っているのがヒシヒシ伝わったり。(余談ですが、こういう怒り方が一番怖いですよね・・・笑)
脇役として出演されていた時も、それぞれの役になりきるカメレオンぶりから、しばらく同じ人と気づかず、何度か見ているうちに「あれ?この人◯◯にも出てた人!?」と
驚いたのを思い出しました。
彼は一体誰なのか?正体を探る過程が面白い!
出典:https://eiga.com/movie/86816/
ラブミステリーと言われていますが、スリル要素は低めです。
シリアスな感じや、ハラハラ・ドキドキみたいな展開を求めている方は、もしかしたら拍子抜けかもしれません。
でも、正体を探る過程は十分楽しめます!
「騙されていた!」と知った後、「彼は一体誰なのか?」を探るべく彼の過去を探っていくのですが、一つ一つ謎が紐解かれていき、少しずつ彼の本当の姿の輪郭が見えてきます。
その度に、実はくも膜下出血で倒れる前の彼の台詞や態度に伏線があり、「あぁ、だからあの時ああ言ったのか」「だからあんなシーンがあったのか」と謎を追う恋人の由加利の目線で納得していく感じです。
予告編だけ見ると、謎を解いていくスリルな感じと勝手に思っていたのですが、どちらかというと心の温まる、ヒューマンストーリーな印象でした。
「嘘を愛する女」まとめ
個人的評価:(星5中3.5)
映画を観に行く前に、レビューサイトをチラッと見ていったんですが、評価が低くて実は多少心配していました。
でも、実際観てみたら、私は好きでした!
ただ、残念なのは長澤まさみさん。嫌いじゃないし、役のせいかもしれないですが、時折イラっとしました・・・(汗)
キャリアウーマン役なのですが、強情で我儘で、ごめんなさいと素直に謝れない感じにどうしても感情移入ができず・・・。
本当ならもっと物語に入り込めるところを、ヒロインに感情移入できないゆえに少し冷めた目で観てしまっている時があったので、少し評価が下がった感じです。
でもでも、映画は良かったので、ぜひ興味ある方はDVDで観てみてくださいね♪
以上、ななみでした!