本日は、最近話題となっているコミュニケーションスキルである「パーソナルコーチング」についてお話します。
あなたは今、このような悩みを抱えていませんか?
- 現状に不満や不安があるけど、なにをやっていいのかわからない
- やりたいことをやる人生をおくりたいけど、何を本当にやりたいのかわからない
- 目標、やりたいことはあるのに、うまく行動できない
もし、一つでも当てはまるようなら、一度パーソナルコーチングを受けてみることをオススメします。
皆さんの悩みが整理できたり、行動に向けてのモチベーションアップが期待できますよ!
え? でも怪しくないの……? パーソナルコーチったってよく分からない……。
そう思うのもごもっともです。
そんな皆さんのために、プロのコーチとしてこの記事を書きました。
この記事を読み終わるころには、パーソナルコーチングの概要、効果、費用について一通りのことが分かった状態になれます。
それでは、早速見ていきましょう。
パーソナルコーチングとは?
パーソナルコーチは、一人一人に合ったコーチングを行う人のことです。
まずは、コーチングというものが何なのか、簡単に説明しますね。
コーチングとは、コミュニケーションスキルの一つです。
アメリカでは、上場企業を経営する社長の三割以上が自分にコーチをつけていると言われているくらい、普及しているものです。
コーチをつけている社長は、ビジネスのこと、自分の人生のことなどいろんなテーマでコーチと話をしています。
パーソナルコーチングも、やること自体は変わりありません。
一対一で行い、社長に限らず誰でも受けられるものという意味で、パーソナルコーチングと呼んでいます。
日本では、まだまだコーチングという言葉自体も浸透していません。
まずは、コーチングってどんなコミュニケーションスキルなのか、から紹介しますね。
具体的に言うと、ポイントは三つ。
- コーチングを受ける皆さん自身で「やりたいこと」「なりたい姿」を具体的にし、
- より高い目標へ、より早く到達するための行動を促す
- 協力的コミュニケーションのスキル
と、なります。
皆さん自身で「やりたいこと」「なりたい姿」を具体的に
コーチングはまず、皆さん自身で自分の目標を具体的に、明確化してもらうところから始まります。
「皆さん自身で」と書いてある通り、コーチからこうしましょう、ああしましょうというものではありません。
ではコーチはなにをするかというと……
皆さんの中にある目標やアイデアを様々な角度からの質問で引き出し、具体的に、明確化するサポートをします。
とはいえ、目標がない……やりたいこと見つからない……という人もたくさんいますよね。
実はそんな人でも、目標ややりたいことは、既に皆さんの中に答えがあることがほとんどです。
今はそれが眠っていたり、見失っていたりしているだけ。
そんな状態の目標、やりたいことに、自分で気づきやすくする環境・時間を作るのがコーチです。
皆さんが自分の目的地を見つけ、そこに向けて進む、その伴走者のような役割を持っています。
より高い目標へ、より早く到達するための行動を促す
突然ですが、半年後にフルマラソンの大会に出なければいけなくなったという状況を想像してください。
準備もなしにフルマラソンなんて走れるわけもないので、もちろん練習しますよね。
さて、
- 一人で黙々と練習する方法。
- 練習を見てくれる人がいて、自分の成長も知ってくれて、さらに応援してくれる人と一緒に練習する方法。
どちらの方が完走の確立が高そうですか?
どちらの方がタイムが速そうですか?
パーソナルコーチングは、これを皆さんの人生に当てはめたものとなります。
皆さんの「行きたい場所」、つまり、「やりたいこと、なりたい状態」に向け、皆さん自身が努力するところをしっかりと応援します。
結果的に、より高い目標へ、より早く近づくことができるというわけです。
協力的コミュニケーションのスキル
クライアントが目標を達成できれば、コーチは本当にうれしいです。
だからこそ、クライアントを一生懸命サポートしようとします。
クライアントは、自分のためにはもちろんですが、コーチが喜ぶから、という理由で頑張ることもできます。
お互いがお互いのために協力をして目標達成を目指すのがコーチング。
これが、協力的コミュニケーションと言われる理由です。
カウンセリング、ティーチングとコーチングの違いとは?
よく、混同されがちなカウンセリングやティーチングもコミュニケーションスキルです。
カウンセリングとコーチングの違い
カウンセリングは主に、現在抱えている問題を解決するために行われます。
そのために、カウンセラーとクライアント(カウンセリングを受ける人)は、クライアントの過去を振り返り、その原因を探ります。
その点、コーチングでは主に、クライアントの未来に目を向けます。
将来どうなりたいか、どういう状態でありたいのかを明確にして、目的地までどうすれば現在地からたどり着けるかを考えていきます。
また、カウンセリングは、現在地がマイナスだと感じている方を、プラスマイナスゼロに向けて行うもの。
コーチングは、現在地がプラスマイナスゼロ以上だと感じている方を、更にプラス方面へ促すものとも表現されます。
つまり、カウンセリングとコーチングでは、機能する条件や、対象者が違うという事になります。
ティーチングとコーチングの違い
「先生と生徒」、「上司と部下」、「親と子」。
こういった関係は、これまでティーチングにてコミュニケーションが行われてきました。
- 先生が生徒に、「教える」。生徒は先生から、「教わる(教えられる)」。
- 上司が部下を、「指導する」。部下は上司から、「指導される」。
- 親が子を、「しつける」。子は親から、「しつけられる」。
このように、ティーチングの関係性は「上下関係」です。
どちらかがどちらかに、何かを教える・教えられる関係となっていました。
対してコーチングの関係性は、「平等な関係」となります。
コーチはクライアントに対して、「教える」のではなく、クライアント自身の「気づきを促す」。
クライアントはコーチに「教えられる」のではなく、「自分で考えるサポート」をしてもらう。
これがティーチングとコーチングの大きな違いです。
あなたが、「もっと上手に英語が喋れるようになりたい」という想いを持っていたとします。
ティーチングでは、先生が「英語を教えてくれる」でしょう。
コーチングでは、コーチが、「どうすれば英語がもっとうまくなるか、自分自身で考えるサポート」をします。
なにかを教える・教えられる関係ではなく、皆さんの中に答えはあると信じてそれを具体化するサポートをする。
これがコーチングのアイデアです。
従来のティーチングコミュニケーションとは違い、クライアント自身での行動を促します。
そのため、自主性が養われ、現代社会にあったコミュニケーションスキルだとされているのがコーチングです。
現在、様々な会社で、ティーチングとコーチングを併用した部下の教育が推奨されてきています。
日本では特に、IT業界を中心に盛んになりつつあるのが現状です。
パーソナルコーチングで得られる効果
コーチングを受けると、大きく分けて以下の効果を受けることができます。
- 目標と、その達成をイメージしやすくなる
- モチベーションアップと、モチベーションキープ
- 思考、アイデアの整理
どの効果を期待するかは人それぞれ。
コーチングのセッションを受ける前に、コーチに「こんな効果を期待しています」と伝えるのも、とても効果的ですよ!
次は、それぞれの効果について、解説していきますね。
「目標とその達成」をイメージしやすくなる
「人生をよりよくするためにも目標が必要」。
でも、実際どんな目標にすればいいのか、そもそも目標が見つからないという方、かなり多いです。
僕もそうでした。
コーチングでは、いろんな角度からの質問で、この「目標」を具体化するところから始まります。
- 一人で考えても思い浮かばない
- 毎日が忙しくて、自分のこと、自分の目標に向き合う時間を持てていない
そんな人にこそ、一度コーチングを試して欲しいと思います。
「モチベーションアップ」と「モチベーションキープ」
コーチングでは、目標を達成した時のイメージも具体的にしていきます。
自分のやりたい事、なりたい状態が叶っているところをイメージすると、ワクワクしますよね?
これにより、目標に向けて行動するためのモチベーションが上がります。
また、達成に向かうための方法も具体的にするのがコーチング。
これにより、自分がなにをすべきかが具体的に絞られて、それに集中しやすくなります。
すると、上がったモチベーションをキープしやすくなるという仕組みです。
「思考・アイデア」の整理
コーチングでは、自分が考えていることを、聞く人がわかるように整理して、自分の口に出し、自分の耳で聞きます。
これにより、それまで散らかっていて見えにくかった自分の思考やアイデアや、
自分の中に眠っていた目標ややりたい事に気づくことができるのもコーチングの効果の一つです。
パーソナルコーチングの費用
コーチの経験、コーチング内容、年収にもよりますが、相場として月額15,000円~100,000円だと思ってください。
二週間に一度、つまり、一か月に二度、一時間のセッションを受けるのが主流です。
コーチングは、一ヵ月続けただけではなかなか効果を感じにくい部分があります。
そのため、最低でも三ヵ月続けることがオススメです。
三ヵ月たっても、あまり効果が感じられない場合は、まずコーチに相談してみましょう。
良いコーチはクライアントのことを本気で考え、真摯な態度で相談に乗ってくれます。
その上で、別のコーチをつけるのか、同じコーチでやり方を変えるのか、コーチング自体を辞めるのか、判断してくださいね。
どんな人がパーソナルコーチングを受けている?
コーチングを受ける方は、主婦・学生・企業の社長など、肩書は様々です。
肩書ではありませんが、コーチングを受ける人たち共通点をポイントにまとめました。
- 自分の人生を良くしようという姿勢を持っていること
- 自分をもっと成長させようという姿勢を持っていること
- または、そういう姿勢を持とうとしていること
少しでも自分の中にこのような考えがある場合は、きっとコーチングが役に立ちますよ!
パーソナルコーチの選び方
まだまだ日本では新しいスキルであるコーチング。
そのため、コーチと名乗っている人の中にも色々な人がいます。
なぜなら、現段階で、プロコーチを名乗るのに資格は必要ないからです。
極論ですが、まったくコーチングのことを知らない人も、「プロコーチ」と名乗れる状況にあります。
コーチによって、クオリティに差があるのも事実です。
でも、せっかくならしっかりとしたコーチからコーチングを受けたいですよね?
そんな時は、下記、三つのポイントを意識してみてください。
ポイント1.料金が安すぎるコーチに注意
あまりにもコーチング料金が安い場合は注意が必要です。
具体的には、15,000円以下を一か月のセッション料金にしているコーチには注意が必要です。
兼業コーチであっても、そのコーチの得意分野が皆さんの求めているものであれば、問題ありません。
でも、「ただ安いから」という理由でコーチを選ぶのは、あまりオススメできないやり方です。
ポイント2.コーチ資格の有無
国内、海外問わず、コーチング団体やコーチングスクールが存在します。
そういった組織がそれぞれ発行している、「資格」を持っているかどうか確認するのも一つの手段です。
そのためにも、まずはコーチのプロフィールを確認してください。
プロフィールを見て、どんな人なのか、どんな経歴を持っているのかを見ましょう。
コーチングの資格を持っているコーチであれば、必ず資格をプロフィールに載せます。
資格を持っている=良いコーチというわけではありませんが、一つの指標にできますよね。
・国際コーチ連盟(ICF)認定コーチ
・日本コーチ連盟認定コーチ
・生涯学習開発財団認定コーチ資格
・GCS(銀座コーチングスクール)認定コーチ
ここには四つのみあげましたが、他にもたくさんの団体・スクールがあります。
コーチのプロフィールに書かれている資格を、皆さん自身でも一度調べてみましょう。
ポイント3.コーチの得意分野もチェック
ビジネス・言語・子育て・その他もろもろ……
各コーチによって、得意分野を持っていることが多いです。
ビジネスについてのコーチングを考えている人は、ビジネスが得意なコーチに。
英会話や言語習得が目的の人は、言語について詳しいコーチに。
子育てで悩んでいる人は、子育てに詳しいコーチに。etc……
と、それぞれの得意分野で選ぶのも一つの手になります。
ただし、「アドバイスをもらうこと」は、「コーチングの主目的ではない」ので注意が必要です。
あくまでも、自分の積極的な姿勢が一番大切。
プラスアルファで、専門性のあるコーチからアドバイスももらえれば、という気持ちで臨みましょう。
パーソナルコーチングは受ける姿勢が大切
こんな話をたまに聞きます。
詳しい話を聞いていくと、
このような意識の方がほとんどです。
これでは、コーチングはうまく機能しません。
コーチングを受ける際にとても重要なことは、「自分から積極的に動こうという姿勢」。
具体的に言うと、
- セッション中に決めた自分の行動計画をできるだけ守ろうとする姿勢
- 自分の人生を自分で良くしていこうという姿勢
これがとても大切です。
残念ですが、受け身の姿勢ではコーチングの良さが発揮されません。
コーチングに限らないことでもありますが、まずは自分が払える努力を払う姿勢で臨みましょう。
パーソナルコーチングを受けた人の感想
僕が実際にコーチングをしているクライアントの方からは、このような意見をもらっています。
ずっと「イギリスに行く!」という夢があり、その目標に向かって動いてきました。
ようやく準備が整い、いざイギリスに来れたのは良かったのですが、今まで長年掲げていた目標を叶えてしまったためその先の目標が無い…という状態に。
これからの人生についてしっかり考え直したいと思っていた時期に「コーチング」を受け始めました。
セッションを重ねていくうちに自分の中に燻っていた「人生でやり遂げたい事」を見直すきっかけになり、今は新しい目標を立てて一歩を踏み出したところです。
やりたい事を口に出していく事で自分の考えもまとまっていきますし、悩んだ時にコーチに軌道修正してもらえるところもコーチングのメリットだと思います。
これからのプランを具体的に決めたいな、と考えておられる方は自己投資としてセッションを受けてみてはいかがでしょうか。
パーソナルコーチングを受けるまでの流れ
コーチや団体によっても違いますが、基本的な流れは以下の通りです。
- 体験セッションを受ける
- お申込み
- 本セッションを受ける
それぞれのポイントについて簡単にまとめてみますね!
コーチングの体験セッションを受ける
まずは体験セッションで、下記三つのポイントを把握しましょう。
- コーチングとはどんなものなのか
- どんなセッションをするのか
- そのコーチがどんな人なのか
ほとんどのコーチや団体が、契約前に体験セッションを行っています。
そこでは、コーチングの基本的な説明、セッションの概要説明、料金の説明、セッションの体験を受けることができることがほとんどです。
コーチの人柄も見ておきましょう。
直観で、自分のことを話すのに抵抗がある相手とはなかなか良いセッションができません。
ただ、短い体験セッションの中で人物を評価するのはなかなか難しいです。
あくまでも、この人絶対合わない、という人を避ける程度に思ってもらえればと思います。
コーチングの申込み
体験セッションを受けた結果、
コーチングはいまいち……
この人とは合わないな……
などと思われた方は、まず他の体験セッションを受けることをオススメします。
もし、この人から受けたいと思ったら、申し込みをして詳しい条件を聞きましょう。
- 料金
- 支払方法
- セッションの回数
- 各セッションの時間
- 契約期間
この辺りを聞いておけば、漏れはありません。
コーチング本セッションを受ける
カフェやホテル、もしくは電話などでセッションを行います。
クライアントにとって、セッションを受けることは意外と体力的に負担があります。
自分の脳の深いところにアクセスして、それを言語化していく作業には、集中力を要するからです。
なので、各セッションの平均的な長さは一時間程度となっています。
また、体験セッションを受けた経験から、こんなことをテーマに話したいという候補を考えて臨むとより効果が高まります。
あとはコーチを信じて、正直に話すこと。
決めた行動計画について、できる限り努力すること。
これが本質的に大切です。
パーソナルコーチングのまとめ
ここまでの内容のポイントをまとめました。
主体的な姿勢でコーチングを受けることで、目標達成に近づくことができる
費用は月に2,3万円が目安
まずは体験セッションを受けてみよう
コーチングの基本的な情報についてまとめてきました。
この記事を読んだ皆さんの、コーチングに対する距離が少しでも縮まるように。
そして、コーチングがもっと普及するように。
そうすることで、関われる人たちがもっと活き活きと幸せを感じられる人生を送れるように。
そんな思いで書きました。
最後になりましたが、もし僕の体験セッションに興味がある方は、こちらからお気軽に問い合わせしてくださいね。
以上、まちやんでした!
こちらの記事でもコーチングについて紹介しているので合わせて読んでみてくださいね。
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