こんにちは、ななみです。
20代後半に仕事を辞めて、TOEIC300点台のほぼ英語力ゼロで、ワーホリに挑戦した私の英語との戦いを綴っているリアル英語奮闘記。
前回の第4回では、英語を話すことが怖くなるという大スランプに陥ったところで終わりました。
まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてくださいね。
【ななみの英語奮闘記】
第1回:涙から始まりモヤモヤに終わる語学学校期(渡航〜2か月)
第2回:毎日が挑戦の超少人数型の語学学校期(渡航3〜5か月)
第3回:自信過剰から自信喪失に突き落とされる期(渡航6か月)
第4回:もうすぐ1年なのに英語が伸びないと落ち込む期(渡航7〜9か月)
本記事では、第5回目として、渡航10か月の様子をご紹介します。
スランプに陥り、家に引きこもりがちに
もう9か月もカナダにいるのに全然話せない・・・。
そんな自分にショックを受けて、喋るのが怖いと感じるスランプに陥った私。
「どうすればいいのか・・・」と常にモンモンと考える日々が始まりました。
それはまるで出口の見えない迷路に1人取り残されたような心境でした。
そして、せっかくカナダにいるのに家に引きこもり気味に。
偶然手に取った本がスランプの突破口に
そんなある日、私はある本に出会います。
偶然手に取ったのは、日本人著者が書いた「英語勉強法の本」です。
20代後半でワーホリをした私にとって、周囲には若い子が多く、焦りがありました。
なので、本のタイトル「35歳から」という部分にとても惹かれたのです。
そして本を読んで次のことに気づきました。
- 英語だからと言って、自分が変わるわけじゃない
- 自分は自分であり、自分の性格や傾向は変わらない
- つまり、日本語の自分にできないことは、英語でもできない
- だから、日本語の自分にあった方法で勉強すべきだ!
そう、実は私はなんとなく英語を勉強することは特別だという意識があったんです。
日常の延長ではなく、特別なことを勉強しているみたいな。
例えば、日本語でも新聞読むの苦手なのに、英語だと新聞の英語を必死に勉強したり。
いやいやいや、それ日本語でも苦手なのに、英語でできるわけがないがないよねってことです。
勉強方法の見直しを実施
勉強方法でも同じことが言えます。
例えば、普段全然ドラマを見ない人が、英語の勉強ではドラマを見るって人がいます。
それって無理をしてますし、性格的に合わず続かない可能性が高いです。
だって英語だからといって性格が変わるわけじゃありません。
それに気づいて、私は「日本語の自分の傾向」を一度分析することにしました。
そうして気づいたのが次の点です。
- 「やって慣れろ」ではなく、一度きちんと頭で理解したいタイプ
- 自分1人で理解したことを繰り返し練習する時間が必要なタイプ
- 1人だと怠けるので、尻を叩いてくれる人が必要なタイプ
カナダに来てからの9か月間、私はともかく行動してみていました。
超実践型の語学学校で街中の知らない人に英語で声をかけたり、ネイティブばっかりのツアーに参加したり。
まさに「とりあえずやって慣れよう!」としていたのです。
こうして自分を振り返ってみると、今までの英語の勉強方法は私には合っていなかったことが分かりました。
日本人の先生との出会い
自分の傾向が分かると、今自分が何をすべきかがクリアになります。
私には怠けないように尻を叩いてくれる先生が必要だと感じ、さっく先生のリサーチを始めました。
そうして出会ったのが、カナダ在住25年以上の日本人のおじいさん先生でした。
先生はアメリカやカナダで自分の会社を経営されていた経営者。
英語でのビジネス経験が豊富な方です。
ご自身はすでにリタイアされており、その頃はごく限られた生徒さんに自宅で英語を教えられていました。
先生についてはこちらの記事でも書いてます。
日本人の先生を選んだ理由
私がこの先生から教えてもらおうと思ったのには理由があります。
- 先生も英語で苦労した過去があり、ご自身の経験をもとに教えてもらえる
- 日本語で説明してもらえるので、理解した上で自分でトレーニングできる
- 私が苦手な発音を日本人視点で教えてもらえる
これらの点にピンときたので、教えてもらう事になりました。
結論から言うと、これが大正解!!
自分を分析して選んだ道だったからこそ、私にぴったりだったんです。
日本語と英語の大きな違いなどを日本語で一つ一つ教えてもらい、今までなんとなく掴んでいたことが頭で理解できました。
一度頭で理解すると早いです!!
これまで9か月のカナダでの経験&英語学習はすごく断片的だったのですが、一つに繋がってくるような感覚。
次なる問題は、金欠!?
こうして少しずつスランプを脱してきて「一安心♪」と思いかけた頃。
今度は次なる問題が発生!
それは金欠です!(笑)
これまで無給インターンシップはいくつかしていましたが、お金を稼ぐ(バイト)をしてこなかった私。
もともと働かなくても大丈夫な資金を日本で貯めてきてはいたのですが、この頃いよいよ金欠になってきました。
気付けば周りの友人たちは、みんなバイト三昧な日々を過ごしています。
まぁそうです。
渡航して約10か月位の頃にまだバイトしてないって完全に遅いんです。
早い人だと渡航2ヶ月目位からしています。
こうしてスランプを脱したと思ったら、今度はバイト探しを本格的に始めることとなりました。
バイト探しに明け暮れる
まず最初は、カフェで働くことを目標に仕事探しを始めました。
具体的には、カフェに直接行ってレジュメ(履歴書)を渡すというのを何件も実施。
日本だとこの方法はありえませんが、海外は一般的なんです。
海外では職務経験が大切されることもあり、日本でカフェで働いた経験がない私は、なかなか良い返事はもらえませんでした。
そこで、日本食レストランも候補に追加し、仕事探しを続行。
最終的には、日本人のおじいちゃん先生の紹介で、これから新規オープンする日本食レストランで採用してもらえることになりました。
ワーホリ渡航10か月のまとめ
大スランプから、ある本当の出会いで新たな気づきを得た渡航10か月目。
英語だから自分が変わるわけではなく、私は私なんだということに気づけたことは大きかったです。
だからこそ自分を分析して、自分に合った方法を見出したからこそ、スランプを脱出できたのだと思います。
英語だからといって、自分が変わるわけじゃない
日本語でできないことは、英語でもできない
自分を分析して、自分に合った勉強方法を実践すべし
海外ので仕事探しは、職務経験が重視されがち
以上、ななみでした!
▼スランプ脱出のきっかけになった本▼
【ななみの英語奮闘記】
第1回:涙から始まりモヤモヤに終わる語学学校期(渡航〜2か月)
第2回:毎日が挑戦の超少人数型の語学学校期(渡航3〜5か月)
第3回:自信過剰から自信喪失に突き落とされる期(渡航6か月)
第4回:もうすぐ1年なのに英語が伸びないと落ち込む期(渡航7〜9か月)