先日こんな質問を頂きました。
「特別な資格も何もない状態で、アラサーで仕事辞めてワーホリに行って、帰国後の転職活動ってどうしたんですか?」
はい、この気持ちとても分かります!
なぜなら、渡航前に一番私が不安だったことが、まさに帰国後の再就職についてだったからです。
結論から言うと、私は幸いにも帰国後、無事に再就職することができました。しかも、英語を使う仕事、年収UP、一部上場企業の正社員です!!
もちろん、「ワーホリ帰国後の就職で英語を使う仕事に就けた私が取り組んだこと3選」でも書いた通り、ただのラッキーではなく、私なりに工夫した結果だと思っています。
では、そんな私の帰国後の転職活動はどんなものだったのか?
今回は実際の私の転職活動の内容とそこから得た学びをご紹介します。
ワーホリからの帰国後の様子や転職活動についてきになる方の参考になれば幸いです!
ワーホリ前の私の状況とは?
そもそも、ワーホリに渡航する前の私はどのような状況だったのか。簡単にまとめるとこちらのような状況でした。
- 28歳になる年に仕事を辞めてワーホリへ渡航
- 仕事を辞めるまでは新卒で入社した会社で丸5年勤務
- 会社は大手企業のグループ会社で正社員勤務
- 資格もなく、専門職ではない普通の事務職
- TOEIC300点台で英語力はほぼなし
つまり、特にスキルも資格もない普通のOLが、20代後半で仕事を辞めてワーホリに挑戦したという状態です。
そもそもなぜワーホリに行こうと思ったのかは、こちらの記事をご覧ください。
28歳でワーホリに行くということは、帰国時は30歳ギリギリ。
採用面接を担当した経験もあったので、募集要項では年齢関係なしと書いてはいるものの、書類選考で年齢で切る現実も知っていました。(もちろん職種的に……ということもありましたが)
スキルも資格もない私が、30歳ギリギリで転職活動して、採用してもらえるのかと不安だらけでした。
ワーホリ後の転職活動は実際どうだったのか?
私は、ワーキングホリデービザで1年間、観光ビザで半年間の、合計1年半を海外で過ごしました。
ワーホリ中も、「ワーホリ帰国後の就職で英語を使う仕事に就けた私が取り組んだこと3選」の記事もで書いた通り、帰国後の転職活動は常に意識してきました。
ただ意識していたものの、特に何か準備をしていたというわけではありません。
そして、帰国したのが9月下旬。
いざ帰国すると、現実として転職活動は目の前に立ちはだかりました。
【ワーホリ後】9月下旬〜11月上旬:帰国直後はのんびりタイム
9月下旬に帰国すると、まず私が行ったこと。
それは、友人に帰国したことを連絡し、会うためのアポイントを取るです。
長らく会えなかった友人にまずは近況報告!
友人がバラバラの場所に住んでいることもあり、ついでに日本を満喫するべく、日本各地を旅行したりもしました。
こうしたのんびりとした時間を過ごした後、私が転職活動を始めたのは、帰国後から約1か月後くらいのことでした。
【ワーホリ後】11月中旬:書類選考に応募をするなど転職活動を開始
転職活動開始と同時に気づいたこと
それは、転職活動が通常より困難であるということです。
というのも、ワーホリ前はずっと会社社宅があったので、東京で一人暮らしをしていたのですが、退職するともちろん社宅もなくなるので、ワーホリ後に身を寄せていたのは関西の実家でした。
仕事は東京でしたかったので、そうなると次の不安が湧き上がりました。
- 関西から東京での転職活動、交通費や宿泊代が必要となりお金かかる・・・。
- 東京の企業がわざわざ関西在住者を採用してくれるのだろうか・・・。
- 前職は転勤ありだったから社宅で東京に住めたけど、今後東京で働きたいなら家賃など生活費の負担が大きそう・・・。
転職活動で具体的に私が取り組んだこと
前途多難な転職活動になりそうだと感じながらも、動かなければ始まりません。
まずは関西の実家にいながらできることを始めようと、次の7点に取り組みました。
- これまでの職歴や経験を棚卸しする
- 前職の退職理由を棚卸しする
- ワーホリで得たこと・学んだことを棚卸しする
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに何社か登録して紹介してもらう
- 気になった企業に書類選考の応募する
新卒で入社した会社を辞めてワーホリに行ったので、今回が初めての転職活動です。
なので、まずはプロからアドバイスもらうのが良いだろうと思い、最初のうちは転職エージェントをフル活用しました。
作成した職務経歴書は添削してもらったり、私のキャリアだとどういう企業なら好印象を持ってもらえるのかアドバイスをもらったり。
企業への応募も、最初は転職エージェントが紹介してくれた中で良いなと思った企業へ、そしてだんだん慣れてきたら、自身で転職サイトから見つけた企業にも並行して応募しました。
【ワーホリ後】12月上旬:面接を集中的に受ける活動期
こうして企業へ書類選考の応募を始めると、書類選考に通過したり、落ちたり。
転職エージェント経由の企業の方が選考が厳しい傾向で、なかなか通過しにくいものの、自分で見つけて応募した会社は割と反応が良い感じでした。
書類選考に通過した企業がいくつか出てきたタイミングにて、次のステップへ進むべく、面接日程を調整し、いざ東京へ!
東京には1週間滞在し、その間に3社面接を受けました。
そして、合間には、東京遠征第2弾に備えて、引き続き書類選考も応募し続けました。
この企業では働きたくないなぁと感じたので、好印象の1社がダメだった場合も想定して次の布石をうつ必要があったわけなのです。
やはり面接は、こちら側が審査される場でもありますが、応募者側が企業を見極める場でもあるので、実際にその企業の面接を受けたら全然印象が変わることがあります。
【ワーホリ後】12月中旬:選考を通過した本命企業の最終面接
1週間の東京滞在の末、一旦関西に戻り、引き続き企業への応募などを進めていたところ、嬉しい連絡がきました。
先日面接を受けた好印象だった1社から、次の選考の案内が届いたのです!!
しかも次の選考が最終面接で、関西〜東京の交通費を出してくださるとのこと!
「この機を逃すまい!」とさっそく再度東京へ向かい、最終面接へ。
ド緊張した私でしたが、最終面接後その日中に電話がかかってきて合格の連絡が!!
合格の電話を受けたその足で、もう一度会社を訪問し、条件面などの調整をした上で正式に内定を頂くことができました♪
【ワーホリ後】12月中旬〜下旬:内定&入社準備
現在は退職していますが、内定をいただいた会社が、私が2社目に働いた会社です。
一部上場企業で海外に子会社を多数持つ日系メーカー。
そこでの海外人事の仕事をGETしました!!
驚いたことに、基本転勤なしなのに社宅を提供してくれ、しかも前職よりも年収アップも実現!!
入社が決まってからは、年末年始休暇に入る前の会社とやり取りを開始。
バタバタと東京での家を決め、手続きをして、年末に関西から東京へ引っ越しして、年始早々から働き始めました。
会社としては、欠員の関係上、年始から働いてくれる人が欲しかったそうなのですが、「11月から募集を始めた案件で、あまり時間もないし無理かな〜」と思って半ば諦めていたらしいです。
そこに、うまく私が滑り込めたわけなのです。
無職だった私は身動きが取りやすく、面接も会社都合で調整でき、早く人が欲しかった会社側のニーズに応えることができたのだと思います。
まとめ:ワーホリ後の転職活動の振り返り
このように、私は実質の活動期間は約1か月と、かなりスピーディーに転職活動を終えることができました。
自分としては、短期間だったけれども満足の行く転職ができたのですが、何がポイントだったのかと振り返るとこちらの3点だと思います。
- 無職であることを活かし、集中的に動いたこと
- フットワークが軽かったこと
- レスポンスと行動が速かったこと
今回こちらの記事では、実際の私の帰国後の転職活動をご紹介しました。
もう少し具体的にそれぞれのフェーズで何を行ったのかについても、今後ご紹介できればと思います!
ワーホリ経験者の、ワーホリのその後について気になる方はこちらの記事でも、私の周りの実例をご紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね♪
以上、ななみでした!