超少人数型の語学学校って、とても探しにくいです。
(超少人数型の語学学校ってなに? という方は、まずこちらの記事からご覧ください)
なぜなら、そういった学校はスタッフの数も少なく、学校のWEBサイトすら持っていない場合もあるからです。
だけど、自分の長所を伸ばしたり、苦手を克服するには超少人数型がイチバン。
そこで、今回から、超少人数型のオススメ語学学校を1校ずつ詳しく紹介していこうと思います。
第1弾は、僕が通った学校でもある、カナダ・トロントの「On the Spot Language」です!
On the Spot Languageの特徴
「On the Spot Language」(以下OSL)には、たくさんの特徴があります。
まず、ここまで語学学校、語学学校と言ってきましたが、正確にはOSLは語学学校ではありません。
「英語コーチングプログラム」。これが、OSLの本質になります。
これだけ聞いても、ピンときませんよね……?
英語コーチングプログラムとはどういうことなのか、読み進めてもらえればわかってくると思います!
OSLの特徴を一つずつご紹介していきますね!
1クラスの最大人数は3人
超少人数型の語学プログラムなだけあって、1クラスの最大人数は3人です。
なぜ3人なのか、講師の方に聞いたことがあります。
「1人1人に100%のケアをしたいからなんだ。3人より多くなると、どうしてもケアしきれない生徒が出てくるからね」
と、言っていました。
そのくらい、丁寧に1人1人の学習に気を配るクラスになっています。
とにかく1人1人にスポットライトを当てる。これが学校名の由来です。
オンザスポット!
英会話に特化
この学校では、とにかく「英語を使って話すことと聞くこと」が求められます。
1日平均、30~50人のネイティブと会話することを求められるのがOSL式。
とにかく1日喋りっぱなし、聞きっぱなしの英会話特化型プログラムになっています。
海外生活を始めたばかりの時って、会話するだけで緊張してしまいますよね。
OSLでは、徹底的に会話をすることにより、英語を話す自信と度胸がつきます。
場慣れするってことですね!
卒業するころには、始めたころと比べられないくらいリラックスして英会話しているあなたになっています。
カナダ・トロントの文化も学べる
OSLでは、カナダやトロントの文化、知識も学ぶことができます。
例えば、カナダの有名なコーヒーチェーンである「ティムホートン」。
あなたは、なぜ、「ティムホートン」って名前か知っていますか?
他にも……
- Wayne Gretzkyって誰?
- John A. Macdonaldって誰?
- Hocky hall of fameって何?
- トロントのおいしいレストランはどこ?
などなどなど。授業を行う中で、いろんな文化を一緒に学んでいくことになります。
校舎がない
OSLは、校舎を持たない学校です。
「なにそれ! どゆこと?」
という声が聞こえてきそうです。
OSLの校舎は、トロントという街そのものです。
授業は、トロント市内にあるカフェやレストラン、ランドマークなどいたるところでで行われます。
つまり、毎日、教室の場所が変わるということです。
ちなみに、OSLでは授業の終わりに、いくつか宿題が出ます。
まず最初の宿題が、明日の授業場所を探すこと!
探すと言っても、Google先生に聞いてはいけません。文明の利器はひとまずカバンに封印してください。
ではどうやって探すのか……。
そう、「人に聞いて、明日の授業場所を探し出す」。これが正解です。
道行く人(ストレンジャーと言います)に、その日習った英語表現を使いながら聞いてください。
「ねぇねぇ、明日ここで人と待ち合わせなんだけど、どこか知ってる?」
今のあなたに英語で言えますか?
OSLを卒業した後から、おそらく死ぬまで忘れられない表現になりますよ。
人脈が自分で作れる【その1】
OSLの授業と宿題を頑張っていくと、人脈ができます。
なぜなら、1日平均30~50人の新しい人と出会うからです。
ちなみに、8週間プログラムがメインなのですが、8週間では1,000人以上の人と話すことになります。
会話の中で、経営をしている人と出会い、その人がちょうど人を募集していて、そのまま面接の約束をもらったり。
なんとなく会話が弾んで、そのまま友達になったりと、様々です。
留学やワーホリにおいて、人脈はとても大切。
地の利の無い海外では、情報量がモノを言います。
人脈が自分で作れる【その2】
先ほど、校舎がないとお話ししましたが、CSIというビルの中にオフィスはあります。
ちなみにこのCSIという建物。
どんな企業・団体でも入れるわけではありません。
トロントの社会に貢献している組織や企業の団体のみが使える建物になっています。
じゃあOSLがどう社会に貢献しているのかというと、
「カナダに来た難民に対し、英語を教えていることが評価されています」。
大事なのは、ここから。
8週間プログラムでは、「Community Development Program」という授業があります。
これは、CSIの中で行われるイベントに参加したり、授業外で行われるイベントの情報を提供してくれたりという内容です。
実際に、この授業や他のイベントを通し、以下のような人脈ができたというOB・OGの方もいます。
- デザイナー 企業ロゴマークの作成依頼があった
- 動画編集者 企業PVの作成を依頼された
- プログラマー システム開発に協力することになった
- 助産師 現地の助産師に話を聞け、また助産院を見学できた
それ以外にも、友達が出来たり、引っ越し先が見つかったり、企業イベントにボランティア参加したり。
様々な報告を生徒の方より受けているとのことです。
ただ、注意点が1つ。
イベントに参加して、人脈を広げられるかどうかは皆さん次第です。
OSLは、イベントの情報をくれたり、実際に参加する機会を準備してくれます。
その機会を、いかに積極的に活かすことができるのか。それは、参加する自分次第となります。
このプログラムに参加しただけで人脈ができるということではありません。
自分自身の積極性を、フルに発揮してくださいね。
英語はもちろん、語学の勉強の仕方を学ぶ
OSLは語学学校なので、もちろん英語を勉強しますが、それだけではありません。
語学の勉強の仕方を学んでいくのが、OSL式。
他の99%の語学学校が、英語を教えてくれる施設であるのに対し、OSLは違うアプローチをとっているんです。
英語を勉強して終わり!
ではなく、自ら語学を勉強し続ける習慣・クセ付けを学んでいきます。
もちろん語学もかなり伸びます。特にスピーキングとリスニング!
校長のAneshコーチは、信じがたいことに7ヶ国語をネイティブレベルで話すという語学オバケです。
更に、15年以上、語学学校での英語指導歴もあるという、まさに語学習得のプロ。
OSLの1日
授業のある日は、どんなスケジュールで動いていくのか、ご紹介しますね。
まず最初に、その日のフォーカスセンテンスを講師と一緒に徹底的に練習します。
「え? いきなりでてきたけど、フォーカスセンテンスって何ですの?」
ご説明します。OSLでは、その日のテーマに沿って、フォーカスセンテンスというものを自分で決めます。
例えば、その日のテーマが「写真を撮ってもらう」であれば……
「ねぇねぇ、一緒に写真撮らない?」
というセンテンス(フレーズ)を、設定したりするということです。
このフォーカスセンテンスを、ネイティブが使う速度、発音で言えるようになるまで、講師と一緒に練習。
というのが、基本的な授業内容です。
その後は、その日習ったことを確認しながら街へ繰り出します。
そして、フォーカスセンテンスをつかって宿題をこなしていくんです。
とはいえ、特に前半は不安でなかなか動けなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、日本人スタッフが、語学や生活、人生の悩みにまで相談に乗ってくれますのでご安心を。
まずは先生と一緒に練習し、その後は習ったことを自分一人でも実践で使えるようになるよう、課題を通して話していく。
8週間のプログラムがスタンダード
OSLには、1ヵ月(4週間)コースと、2カ月(8週間)コースがあります。
学校としては、8週間コースをオススメしているようです。
僕も、予算が許すのであれば8週間をオススメします。
1ヵ月程度、都市型・キャンパス型の私立の語学学校に行き、そこからOSLの8週間プログラムに参加。
これがイチオシです。
なぜなら、「英語力UP、3の法則」があるから。
1ヵ月の都市型・キャンパス型での授業と、OSLでの8週間を終えると、ちょうど3ヵ月のググっと期にあたります。
ここを、OSLで迎えてほしいんです。
OSLはこんな人にオススメ
実は、このOSLというプログラム、誰にでもオススメできる! というわけではありません。
特に、以下の方は、別の学校を考えた方が良いかな、とアドバイスします。
- TOEIC、TOEFL、IELTSなど、試験のスコアを伸ばしたい人
- 海外の大学受験などに受かるための勉強をしたい人
OSLは、「英会話」に特化したプログラムです。
英語でのコミュニケーション能力を伸ばすことに注力されています。
なので、試験のスコア、ペーパーテストのスコアをとにかく伸ばしたいという方。
僕なら、その試験のテクニックを教えてくれるコースがある学校に行った方が良いとアドバイスします。
逆に、「カナダに来たのは英語を喋れるようになる為なんだ!」 という方。
めちゃめちゃオススメです。
僕が、カナダへワーホリに行ったときに考えていたことは……
「英語できるようになれたらいいなぁー、英語カッコエエもんなー」
でした。
このぼんやりとした目的を達成させるためのメソッドを教えてくれたのが、OSLです。
OSLに2カ月通えばペラペラになれるのか?
なれません。
(誤解なきように繰り返しますが、英会話力はかなり伸びます)
だけど、OSLで学んだことを続けていけば……
なれます。
そういう内容です。
無料体験に参加してみては?
トロントで、無料体験授業を受けることができるようです。
詳しくは、OSLのWEBサイトで確認してみてくださいね。
https://www.onthespotlanguage.com/ja/home
On the Spot Language まとめ
最後に、OSLのポイントをまとめておきましょう。
- 1クラス最大3人
- 英会話に特化した授業
- 語学の勉強の仕方を学べる
- トロント通になれる
気になる方は、ぜひ一度、問い合わせをしてみてください。
こちらもリンクを貼っておきますね
https://www.onthespotlanguage.com/ja/contact
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英語学習についてはこちら
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!