ワーキングホリデーに挑戦してみたいけど、英語力ってどれくらい必要?
英語が話せなくても大丈夫?
こんなふうにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
私は20代後半にTOEIC300点台でカナダへワーホリに行きました。
つまり、ほとんど英語は話せない状態だったのですが、そんな私が実際に行ってみてどうだったかをご紹介したいと思います。
ワーホリに英語力は必要?
私も実際にワーホリに行く前はものすごく心配していました。
前述の通り、当時のTOEICは300点台。
英会話スクールに通ったこともあるけど、簡単な挨拶や質問ができるくらい。
質問ができると言っても、
Do you know Japan?
Do you like Japanese foods?
こんな感じで、「知ってる?」とか「好き?」とかを質問するくらいの英語力でした。
そんな私がワーホリに行って大丈夫だったのか・・・?
実際に行ってみると、私みたいな人はいっぱいいました。
ワーホリ中に出会って今は私の夫でもある当サイトの共同運営者のまちやんも私と同じ。
まちやんもTOEIC300点台で、ほとんど英語を話せませんでした。
つまり、ワーホリに行って、ただ日々の生活を過ごすだけなら、英語力は必要ない。というのが私たちの結論です。
「ただ日々の生活を過ごすだけなら」。
ココがポイント。詳しくお話ししていきましょう。
ワーホリに英語力がなくても大丈夫な理由は?
「英語力は必要ないと言っても、海外で過ごすのに本当に大丈夫?」と思う方もいるのではないでしょうか。
確かに英語環境なので、日本での生活とは違います。
でも、英語が話せなくても本当になんとかなっちゃうんです。
簡単に言うと「海外旅行の延長みたいな生活」というとイメージして頂きやすいのではないでしょうか。
ではなぜ英語が話せなくても大丈夫なのか、次から理由をご紹介したいと思います。
理由1. 日本人とつるめば英語はいらない
ワーホリに行くとよっぽどの辺境地に行かない限り、必ず日本人がいます。
同じようにワーホリに来ている方、大学へ留学している方、現地に住んでいる方など日本人と出会う機会はたくさんあります。
現地で出会う日本人とつるば、会話は日本語ですし、行きたいところがあれば一緒に行けばいいし。
日本人の友達と海外旅行に一緒に行った時の感覚ですね!
生活しているところは海外だけど、普段つるむ人が日本人であれば英語はほとんどいらないので、英語力がなくても大丈夫です。
ワーホリに行って日本人とつるむべきかどうか?についてこちらの記事にも書いてますので、よろしければ合わせて読んでみてくださいね!
理由2. 日本人向けのサービスがあるので困っても助けてもらえる
友達が日本人というだけでなく、ワーホリに行くと日本人向けのサービスが多数あるので、基本的に困ることがありません。
辺境地に行かない限り、基本的に現地には日本人向けの留学エージェントがあります。
留学エージェントでは、語学学校探しやホームステイ先の紹介なども手伝ってくれますし、日々の生活で困ったことも相談にのってもらえます。
私も渡航時は右も左も分からずだったので、留学エージェントのサービスを利用。
銀行口座の開設や携帯電話の契約なども手伝ってもらいました。
さらに、ネイルやまつげなど女性はメンテナンスも気になりますが、それらも日本人向けサービスがあるので困りません!
日本に住んでる時みたいに、どのサービスを利用しようかと悩むほど選択肢はありませんが、日本人向けのサービス自体はあるので、英語が話せなくても困ることはないんです。
理由3. 日常生活で使う英語は限られているので慣れれば大丈夫
「とは言っても海外だから買い物や食事をする時などは英語でしょ?」と思われるかもしれませんが、それも大丈夫です!
日常生活で使う英語は限られています。
例えば食事をする時に注文する、買い物する時に試着する、購入するなど。
もちろん最初は戸惑うかもしれませんが、このへんは日々のことなので慣れてくるんです。
だいたい使うフレーズが決まっているし、お店の人が使う英語も決まっているので、数週間もすれば慣れちゃいます!
英語ができなくても海外旅行でなんとかなるのと同じ感覚です。
もちろん店員さんに質問したり会話を繰り広げようとすると英語力は必要です。
なので、ただ注文する、購入するという日常生活を送る上で必要な行動のみだったら英語力がなくても大丈夫と思って頂ければと思います。
理由4. バイトも英語が話せなくても大丈夫なところがある
ワーホリに行く方は現地で働くことも目的にされている方が多いと思います。
現実的に現地での収入が生活費として必要という方も多いですよね。
「英語が話せなくて働けるのか・・・?」と不安な方もいらっしゃるかと思いますが、これも意外と大丈夫なんです。
なぜかというと、日本食レストランで働けば英語環境はほぼないから。
日本食レストランの中でも、日本人オーナーだったり、日本語が話せる中国人や韓国人オーナーの店であれば、英語が必要な場面はかなり少ないです。
同僚も日本人であることが多いですし、メニューも日本食だから馴染みがあるし覚えやすいです。
でも接客する時は英語なのでは・・?と思うかもしれませんが、それも前述の理由3と同じなんです。
最初は緊張するし、慣れるまでは大変かもしれませんが、接客で使う英語も決まっているので一旦慣れてしまえば大丈夫!
相手も日本食レストランに食べに来て、店員の日本人が英語が下手でも寛容だったりします。
ワーホリに行く目的でも英語力の必要性は異なる!
さて、ここまで「ワーホリに行って、ただ日々の生活を過ごすだけなら、英語力は必要ない」と述べてきました。
が、忘れてはいけないのが、赤字の部分です!
そう、英語力が必要ないのはあくまでもただ日々の生活を過ごすだけならの話です。
どういうことかというと・・・
ワーホリに行く目的は人によって違うと思います。
例えば、
- 一生に一度は海外生活をしてみたかったのでワーホリに来た
- 仕事が忙しかったからリフレッシュも兼ねてワーホリに来た
- 若い時にしかできない経験をしてみたかったからワーホリに来た
- 旅行を中心に色々な体験をしてみたいからワーホリに来た
このように、どちからというと日々を楽しく、色々な経験を目的に来ている方は英語力がなくても色々な経験はできるので問題ないと思います。
一方、
- 英語力を身につけたいからワーホリに来た
- 海外で働く経験を得て日本でキャリアアップしたいからワーホリに来た
- 日本に帰国して英語を使う仕事につきたいからワーホリに来た
- 異文化交流を通して色々な価値観を知りたいからワーホリに来た
このような、どちらかというと仕事に結びつけたいとか英語力を真剣に身につけたいという方は日々の生活をただ過ごせるだけの英語力だと足りないと思います。
英語力があると広がる可能性とは?
「ワーホリに行って、ただ日々の生活を過ごすだけなら、英語力は必要ない」です。
ただ、「英語力はあるに越したことはない」です。
では英語力があると良いことって具体的にどんな場面なのでしょうか。
次からは、英語力があると広がる可能性についてご紹介します。
その1. 語学学校で外国人の友達ができる
ワーホリに行くと最初の数ヶ月は語学学校に通う方がほとんどだと思います。
目的は英語を学ぶためですが、それだけじゃなく友達作りができるのも語学学校に通うメリットです。
語学学校なので、日本人だけでなく世界中から英語を学びたい人が集まります。
ここは外国人の友達を作るチャンスでもあります。
この時、やっぱり英語力が高いと外国人の友達を作りやすいです!
ブラジル人、メキシコ人、イタリア人、タイ人、韓国人、台湾人などなど。
英語が母国語じゃない外国人と友達になろうとコミュニケーションをとる時、共通言語は英語です。
共通言語である英語ができれば、コミュニケーションがとりやすいわけなんです。
もちろん相手も外国人の友達が欲しいと思っています。
つまり、友達になりやすい環境ではあるんですが、やはり英語で意思疎通ができるとより深く仲良くなれると思います。
その2. 現地の友達もできやすく、現地に溶け込みやすい
語学学校での友達だけでなく、現地には英語を母国語とするその国に住む方ももちろんいるわけです。
英語力があれば、そういった現地の人とも英語で意思疎通ができるので友達になりやすいです。
現地の友達ができれば、現地の人しか知らない場所などにも連れてってもらえるし、ホームパーティーなんかにも声をかけてもらえることも!
日本に留学に来ている外国人が、留学生同士でつるんでいる場面と、日本人の友達と仲良くしている場面を想像してみてください。
後者の方がより日本の色んなことを知ったり、経験したりできそうですよね。
それと同じで、現地の友達ができると、よりその国に溶け込みやすく、その国を満喫できるはずです。
その3. 得られる情報量が多い
英語力が高いと、得られる情報が多くなります。
なぜかというと、まず友達から入ってくる情報量が違います。
英語ができないと基本的に日本人の友達からしか情報を得れません。
ここで英語ができると、語学学校でできた外国人の友達や現地の友達からの情報入手も可能です。
さらに、現地に置いてある英語の新聞やネットニュースなど、英語が読めるのでそこからも情報を得れますよね。
はたまた、道を歩いている時に周囲の人が話していることからだって情報を得れます。
つまり、英語力があると情報入手のソースが多くなるわけなんです。
その4. 働く時に職種が選べる
英語力がなくても日本食レストランなら大丈夫と前述しましたが、逆に言うと英語力があれば仕事の選択肢も広がります。
仕事を探す時に求人を見ていて、英語力があれば応募できる仕事の数も増えるわけなんです。
現地の人ばかりがくるオシャレなカフェ、ホテルのレセプション、旅行会社などなど色々可能性が高まります。
英語力があれば、「やってみたい!挑戦してみたい!」と思ったことが実現する可能性が英語力がないより全然高いということです。
ワーホリに英語力は必要? まとめ
繰り返しになりますが、ワーホリは英語が話せなくてもなんとかなります。
「ワーホリに行って、ただ日々の生活を過ごすだけなら、英語力は必要ない」です。
ただ、「英語力はあるに越したことはない」です。
実際に英語力がない状態で渡航し、ワーホリを経験した私の出した結論でした!
以上、ななみでした!