ワーキングホリデー(ワーホリ)に行こうと自分の中で決心しても、周囲の人に話すと反対されそうで怖いという方も多いのではないでしょうか。
特に20代後半にもなると、就職して仕事もある程度安定してきた頃だったりするので、余計にですよね。
私の場合、「20代後半アラサーでのワーホリは婚期を逃すという不安」でも少し書きましたが、周囲に話すのを少しためらっていたものの、言ってみると友人はみんな応援してくれたんです。
その一方で、親にはやはり反対されました。
今回は、ワーホリに行きたいけど親に反対される時について、私の経験をご紹介したいと思います。
ワーホリに行きたいと話した時の親の反応
◼︎ワーホリって何?海外に遊びに行くの?
◼︎せっかくいい会社入ったのにもったいない!
◼︎帰国してからどうするの?
これらの言葉は、実際に私がワーホリに行きたいなと思っていた頃に親から言われたものです。
当時の私は20代半ば頃で、新卒で入社した会社で働いていました。
会社は大企業ではないけれど大企業のグループ会社で、そこそこの給料にちゃんとした福利厚生。つまり、安定している環境でした。
親もそれを認識していたので、その会社を辞めて海外に行きたいと言うと「もったいない!」という反応だったんです。
全面的に「反対!」と言われるわけではないけど、「もったいない!」と何度も言われました。
そして、冒頭の言葉を言われるわけです。
反対と言われてるわけではないけど、言動から反対を感じるという状態でした。
ワーホリに反対する親への対応
そう親に言われても行きたいものは行きたい!!
ですが、第三者にこう言われると、自分もこの決断を合っているのだろうかと心の底ではとても不安に思っているから揺らぐんですよね。
やっぱりワーホリは辞めた方がいいのかな、帰国後のこと不安だもんな・・・って。
結局、私は「ワーホリで海外に行く決心が揺るぎそうな時に有効だったこと4選」を実践し、その不安を振り切ってワーホリに行くことにしましたが、じゃあ親の反対はどうしたのか??
それは・・・
ずっと言い続けました。
私は一人暮らしだったので、親とは離れて住んでいたのですが、帰省して会う時や電話で話す時などに、常に「やっぱり海外行きたいと思ってる」と言い続けました。
もちろん親はその度に前述の発言をするわけなのですが、それは「確かにそうだけど」と聞き流し続けました。
言い続けていると、いつの頃からか段々反応が変わってきて・・・
「あんたお金はあるの?」
「それでいつにするか決めたの?」
「どこの国に行くの?」
など行くこと前提の質問が増えてきたんです。もうこの子に言ってもしょうがないと親が察してきたからだと思います。
それと同時に、「ワーホリで海外に行く決心が揺るぎそうな時に有効だったこと4選」でも書いた通り、何度も何度も言ってることで不思議なことに私自身の決心も固まってきたのを覚えています。
今思うと親はただ反対してたのではなく、私の覚悟を試していたのかもしれません。この子は本気で行きたいと思っているのか、親に反対されたくらいで折れる気持ちなのかと。
実際、ただ遊びに行くだけならいいですが、20代後半で仕事を辞めてまで行くということはそれなりの想いと覚悟を持って行く方が多いと思います。
その場合、ワーホリに行った後も、なかなか思うように英語上達しなかったり、仕事辞めてまで来ているというプレッシャーに押し潰されそうになったり、若い子と比べて落ち込んだり、と真剣だからこそぶつかる壁があります。
親はそういうことも分かった上で、本当に覚悟があるのかを、または覚悟を決めることができるのかを、一度反対することで見極めていたのだと思います。
きっと親も藪から棒に反対してるわけではなく、あなたのことを思って、あなたのことを試しているんじゃないかなと思います。
そもそも関心がなかったり、あなたのことがどうでも良かったら反対なんてしないと思います。
なので、親の反対があるのならば、親に感謝しつつ、これは自分の覚悟を固める良い機会だと前向きにとらえて向き合ってみてくださいね!!
最後に
ちなみに、ワーホリに行ってからも親とは連絡を定期的にとっていましたが、「写真送って〜」と言ってきたり私からの海外の様子レポートを楽しんでました。
さらに、母は1人でカナダまで遊びに来ました!
国内旅行は好きだけど全然海外とか行かない母で、しかも国内旅行でさえ1人で飛行機とか乗ったことないとのことだったので、母の決死の大冒険だったらしいです!(笑)
親の反対の先には、自分の覚悟が決まり、そしてワーホリ生活中もその覚悟が自分を支えてくれるので、ぜひ親の反対に今向き合っている方は参考にしていただければ幸いです!
以上、ななみでした!