以前、ワーホリにこれから行くという方から、身近にワーホリ経験者がいないのでアドバイスが欲しいご要望いただき、相談にのったことがあります。
その相談で色々アドバイスした日から数か月後、彼女はカナダへ無事に旅立たれました。
旅立たれた直後、連絡をしてみると、順調にカナダでの生活をスタートされた様子。
希望とやる気に満ち溢れたメールが返ってきて、私もとても嬉しく思っていたのですが、その数日後・・・。
「語学学校が始まり、友達はできたけど、英語が全然話せなくて辛い。心が折れそう・・・!!!」と悲痛な思いが綴られたメールが届きました。
実はこれ、ワーホリに挑戦する方の多くが最初にぶちあたる壁なんです。
つまり、ワーホリの最初の挫折ポイントなのですが、今回はその乗り越え方を経験者の立場からご紹介したいと思います!
これからワーホリに挑戦する方にとっては心の事前準備に、現在壁にぶつかり中の方にとっては乗り越える糸口になるはずです。
ワーホリの最初の挫折ポイントとは?
私も前述の方と全く同じだったのですが、最初の挫折は「語学学校に入学した後すぐ」にやってきます。
希望とやる気に満ちた状態で始まるワーホリ生活。
多くの方は、渡航後数日以内に、まずは語学学校に通い始めます。
そして、語学学校に入学する待ち受けているのが・・・
- 周りの言ってることが全然分からない…。
- クラスについていけない…。
- 言いたいことが伝えられない…。
そう、周りについていけない「孤独と悔しさ」が待ち受けています。
特に、自分より先に学校に通い始めている同じ日本人の方が、馴染んでいる様子を見たりするとより孤独と悔しさが増すんです。
「他の日本人はついていけているのに、何で私は・・・」と自己嫌悪に陥ったり。
本当に孤独で辛くて、悔しくて…。
英語力がある方だったらこれに該当しないと思いますが、ワーホリに行く多くの方が英語習得を目的にしていると思うので、ほぼ全員に最初に起こりうることと言っても過言ではありません。
最初の挫折中の周囲の反応は?
こうした最初の挫折を感じている最中、周囲の人に相談するとどうなるか。
語学学校の先生、自分より先に学校に通い始めているクラスメイト、ホームステイ先のホストファミリーなどに相談すると、誰からも必ず同じ言葉が返ってきます。
それは・・・
- 「大丈夫、慣れだよ、慣れ!!」
- 「時間が解決してくれるよ!!」
必ずみんなこの言葉で励ましてくれるのです。
私が実際に経験してみて分かった「最初の挫折の乗り越え方」とは?
では、実際にワーホリを経験し、最初の挫折をどう乗り越えたのか?
経験してみて分かった「乗り越え方」とは?
結論から言うと、先生やクラスメイトなど周囲の人々が言っていたことが正しかったのです。
つまり、本当に時間が解決してくれるのです!
実際に、私も最初の挫折にぶちあたり、毎日辛くて悔しくてしょうがない日々が続いたのですが、渡航後3週間経った頃に変化を感じました。
「英語の上達が感じられない悩み、解決します!」の記事でも書いた通り、英語学習には一気に成長を実感できるググッと期というものがあります。
ググッと期には、3日、3週間、3年など「3の数字がつく時」にやってきます。
はい、もうお気付きですね?
ワーホリに渡航後3週間のタイミングは、まさにググッと期なのです!
渡航後3週間くらいは、学校にも慣れ、英語生活にも慣れ、すべてに段々適応してくるタイミング。
慣れてきて成長が始まるこの3週間までは、どんなに辛くても一旦グッと我慢が必要なのです。
それが唯一の解決策と言っても過言ではないと思います。
まとめ
では、ここまでのポイントをまとめて見てみましょう。
- 最初の挫折は語学学校に入学後すぐにやってくる
- ほぼ全員が辛く悔しい時期を経験する
- その期間はだいたい1〜3週間ほど
- 乗り越える方法は、グッと我慢して時間が解決してくれるのを待つ
これからワーホリや語学留学などで海外に行かれる方、また現在まさに最初の挫折にぶちあたっている方。
きっと最初は本当に苦しいと思いますし、周りから「慣れだよ!」「時間が解決してくれるよ!」と言われても信じられないかもしれないかもしれません。
でも私の経験上、本当に慣れはやってきます!!
最初はグッと我慢してみてください!
実際の私の体験談はこちら
>>>【ワーホリ英語奮闘記】涙から始まりモヤモヤに終わる語学学校期(渡航〜2か月)
ただ、注意が必要なのは、3週目くらいから余裕が出てきて、それに安心して英語の勉強を止めてしまうことです。
「英語の上達が感じられない悩み、解決します!」の記事でも書いた通り、英語勉強は次の上達を感じられる時期まで、継続して勉強することが大切です。
本気で英語力をアップさせたいなら、気持ち的余裕が出てきたとしても、気を抜きすぎず、ワーホリ中勉強を続けていきましょうね!
以上、ななみでした!