こんにちは、まちやんです。
この記事をご覧になっているということは、「ワーホリや留学に行くかどうか、悩んでいる」ということだと思います。
ワーホリや留学に行く前、誰もが通る道です。
興味はあるけど、帰国後のことを考えると不安もある、そんな状態かと思います。
ですが皆さん、今日をもって、悩むのをやめましょう。
悩む時間がもったいない!その時間を、行動する時間に変えましょう。
いやいやいやいや。
ワーホリや留学に行くって、大きな決断だから、悩むのをやめるとか……無理無理無理無理。
そんなあなたの決断を手助けすべく、読み終わったら迷いがなくなりすぐ行動に移れるように、この記事を書きました。
それでは早速、行動への第一歩を踏み出していきましょう。
- この記事内での留学とは、3ヵ月から一年間くらいの期間の留学を意味しています。
- 1〜2ヶ月くらいの短期留学を考えている方へは、【短期留学編】を別記事にてご用意しますので、お楽しみに。
迷いは「不安と興味」の葛藤から生まれている
あなたは今、ワーホリ・留学に行くか行かないかを迷っている状態です。
この迷いはなぜ生じるのかというと、不安と興味の葛藤から生まれています。
ワーホリや留学に対する興味はあるけど、留学に対する漠然とした不安もあって、迷っているわけなのです。
つまり、不安と興味のモトを知り、その葛藤を取り除けば、迷いがなくなり行動することができるのです。
答えが見つかる方法は「自己分析」
では、不安と興味のモトを知って、その葛藤を取り除くために何をすればいいのか。
ワーホリや留学に行くか迷い行動できない方にぜひ試してみてほしい方法、それは「自己分析」です。
自己分析を通して、
- 自分が何を不安に感じているのか
- 自分はワーホリ・留学のどこに興味を持っているのか
この不安と興味の2つについて自分の考えをクリアにすることが大切です。
クリアになると、自分がどう行動すべきかを決めやすくなり、迷いがなくなります。
ワーホリの何に対する不安なのかを知る
一言に”不安”と言っても、ワーホリや留学に関連した不安は、たくさんあります。
それを分類していくと、代表的なものはこんな不安です。
- お金が足りるのか不安
- 家族、友人と離れるのが不安
- 言葉が通じないことに対する不安
- 帰ってきたときに、就職できるか不安
- 婚期を逃すなど、時間がかかることへの不安
代表的なものをあげたので、もちろん他にもあるかと思います。
そして、大切なのが、人によって不安のモトは異なるということです。
だからこそ、自分の場合は、何に不安を感じているのかを自己分析でクリアにしていく必要があるんです。
ワーホリの何に興味を持っているのかを知る
そして不安と同様、ワーホリや留学に対する興味のモトも人それぞれ。
代表的なものをあげてみただけでも、こんなにあります。
- 海外に住むことへの興味
- 英語を学ぶことへの興味
- 海外で働くということへの興味
- 外国人の友達をつくることへの興味
- 海外を旅することへの興味
全部に興味がある方もいれば、どれか特定の部分に興味がある方など、興味のモトもさまざまかと思います。
だからこそ、興味のモトをクリアにし、なぜワーホリや留学に行きたいのかを自己分析しておくことはとても大切です。
理由によっては、ワーホリや留学に行かなくても興味を満たせる可能性もあります。
おすすめの手法は「セルフコーチング」
不安や興味のモトを知るための自己分析をやる意味が分かったところで、続いて具体的な手法をお伝えします。
自己分析のやり方は色々ありますが、本サイトでは、自己分析のための手法として、「セルフコーチング」をおすすめします。
セルフコーチングとは、自分にいくつかの質問をして、自分で答えることにより、自分の考えを整理する手法です。
自分に問いかけて、自分で答えを導き出すだけ、とてもシンプル。
準備することも、たった2つだけです。
- 自分と向き合える場所
- 紙とペンまたはパソコンなど文字が書ける状態
セルフコーチングで自己分析をやってみよう
これから皆さんには、いくつかの質問に答えていただきます。
その質問に答えていくことで、あなたが何を不安に思っているのか、何に興味を持っているのかを、よりクリアにしていくことが目的です。
全15問の質問に対して、自分の答えを、メモ用紙やパソコンに書いていってください。
自分に問いかけるべき「15の質問」
それでは早速やっていきましょう!まずは「1〜10の質問」です。
- 今、あなたは、多少なりともワーホリや留学に興味を持っています。なぜ、興味を持ちましたか?
- (仮に、でも良いので)いつまでに、留学ができたらいいなぁと、考えていますか?
- (Q2で答えた時期に)留学ができたとすると、どんな気持ちですか?
- 留学に行って、あなたは何をしているでしょう?
- その時、周囲にはどんな人がいますか?
- その時、どのような自分に変化、成長していますか?
- 目標が達成できて、あなたはどんな表情をしているでしょう?
- 周りの人は、どんな声をかけてくれそうですか?
- あなたが、留学から本当に手に入れたいことはなんでしょうか?
- この経験は、今後のあなたの人生にどのような影響を与えるでしょう?
ここで一呼吸。
疲れたら少し休憩をいれて、続きもやっていきましょう。
- ここまで考えてみて、今、何を感じていますか?
- これが達成できた状態が100だとすると、今はいくつでしょう?
- (Q12の答えの)内訳はなんですか?
- 達成に向けて行動する時、妨げになるものはなんでしょう?(不安に思う点があるならば、どのような不安でしょうか?)
- Q14で答えた数字を、1だけプラスにするとしたら、どのような行動が必要ですか?(2つ、3つお答えください)
お疲れさまでした!質問は以上になります。
質問をとおして、クリアにしたいこと
自分が書き出した答えを眺めてみて、いかがでしょうか。
なんとなく頭にあったことを言葉にすることで、自分の考えが少しクリアになったのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、この質問の答えをとおして、皆さんに導き出してみて欲しいのはこちらの3点です。
- 自分がワーホリや留学について、なにに興味を持っているのか。
- ワーホリや留学に行く事によって、何を得たいのか。
- ワーホリや留学へ行く事の妨げ(不安)になっているものは何なのか。
自分が書き出した全体の答えを見ながら、この部分を改めて考えてみてくださいね。
そしてこの答えを参考に、今迷っているワーホリや留学に行くべきかをどうかを決定していきましょう。
ワーホリや留学に行かない方が良い場合
まずは、ワーホリや留学に(今は)行かない方がいい場合からご紹介します。
次の4つの場合は、一旦立ち止まり、再検討した方が良いと思います。
1.不安がクリアにならなかった人
ワーホリや留学に行くかどうかを決断するための、判断材料が不足している可能性が高いです。
ワーホリや留学に関する情報収集をさらに行いましょう。
- ワーホリや留学にはどんな種類があるのか。
- 費用はどのくらいかかるのか。
など、まずは詳しく調べてみることをオススメします。
ある程度の情報や知識が集まったら、ぜひもう一度セルフコーチングを行ってみてください。
情報収集のための具体的な方法はこちらの記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.ワーホリや留学への興味が、語学習得のみの場合
英語を身につけたいとワーホリや留学をする方は多いですが、興味が語学習得のみの場合は注意が必要です。
語学習得に限って言えば、日本国内で英語が喋れるようになることも可能だからです。
実際に海外経験なしに英語を習得された方はたくさんいらっしゃいます。
もし興味が語学習得のみの場合は、本当に海外に行く必要があるのか、再検討してみても良いと思います。
ただ、短期集中で英語を習得したい場合、3ヵ月程度の留学は効果的です。
その際には、3ヵ月の留学に出発する前に、日本でなるべく勉強しておくことがとても大切です。
3.家族・友人関係の不安が非常に強い時
不安のモトの中でも、特に家族や友人と離れることへの不安が強い方は要注意です。
今は、家族・友人から遠くに離れる時期ではないのかもしれません。
いつかワーホリや留学に行くとしても、そのタイミングが今じゃない可能性があります。
状況が落ち着くまで、様子を見ましょう。
落ち着いたころに、ぜひもう一度セルフコーチングを行ってみてください。
4.お金関係の不安が非常に強い時
お金関係の不安については、2つのパターンに分かれます。
- 十分な費用を持っているけど不安な場合
- 十分な費用を持っていなくて不安な場合
どちらにせよ、その不安はワーホリや留学にいくらぐらいかかるのかの情報収集が不足している可能性があります。
分からないから不安ということです。
まずは留学費用に関する情報を集めてみてください。
そして、必要な資金を持っている場合は、もう一度セルフコーチングを。
持っていない場合は、「1ヵ月に〇万円ずつ貯める」など具体的な数字目標をたて、貯めていきましょう。
ワーホリや留学に行った方が良い場合
先にご紹介した「ワーホリや留学に行かない方が良い場合」に当てはまらない方は、行った方が良いです。
さらに詳細な情報を得るためのさっそく行動に移りましょう。
具体的な次の行動はこの2つです。
- 自分に合った留学エージェントを探す
- 語学の勉強に取り組む
留学エージェントは、ワーホリや留学をする時にとても頼りになる存在です。
留学エージェントに相談し、具体的に自分のワーホリプランを形にしてきましょう。
もちろん留学エージェントを介さずに自分で出来るという方は、どんどん手配を進めていってくださいね。
そして、行くと決めたら取り組みたいのが語学の勉強です。
英語力がなくてもなんとかなりますが、あるに越したことないです。
僕の実体験からも、日本で出来る限りの語学の勉強はしておくことを強くおすすめします。
行く・行かないの決断をしたとしても
今回、自己分析をした結果、「行かない」と決めた場合でも、やっぱりまた行きたくなることもあります。
その際は、その時もう一度自己分析(セルフコーチング)をしてみてください。
その結果をみて、やっぱり行きたいと思えば、その時行けば良いんです。
逆に、「行く」という決断をしたとしても、海外で過ごして肌が合わなければ帰ってくれば良いんです。
ワーホリや留学は、自分の人生に大きな影響を及ぼす体験になります。
が、人生の全てが、ワーホリや留学によって決定されるわけではありません。
行かなかったこと、行ったことを後悔で終わらせるのではなく、反省をして次に活かせればそれは意味のあることではないでしょうか。
自己分析が苦手な方への提案
迷いが生まれるモトである「不安や興味」を自己分析し、その答えから次の行動を決めていくことについて、ここまでご紹介してきました。
が・・・・
- 正直、自己分析がうまくできなかった
- セルフコーチングしてみても、よく分からなかった
- 自分の答えから考えが整理できなかった
- もっとしっかり自己分析をしたい
こんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自己分析って答えがないので、苦手だという方も多いかと思います。
そんな場合にオススメなのが、コーチングを専門とするプロのコーチに手助けしてもらうことです。
コーチングとは、相手の話に耳を傾け、観察や質問、ときに提案などをして相手の内面にある答えを引き出す目標達成の手法のことです。
先ほどはやっていただいたのは「セルフコーチング」、つまり自分自身へのコーチングをしたわけです。
1人でできない場合は、人の手を借りながら、自分の内面にある答えを導き出してみましょう。
▼コーチングの問い合わせはこちら▼
それでも迷うあなたへ。「神様とのおしゃべり」の教え
だいぶ自分の考えはクリアになったものの、「それでもやっぱり決断して行動に移せない!」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたの背中を押す助けになるかもしれない考え方を、ベストセラーの本の教えからご紹介したいと思います。
ベストセラー「神様とのおしゃべり」
さとうみつろうさん著の、「神様とのおしゃべり」という、20万部以上売れているベストセラーを知っていますか?
この本の中で、このような項目があります。
迷っているということは、実はどっちでもいいのだの法則
どんなものなのか見ていきましょう。
迷っているということは、どっちでもいい?
神様とのおしゃべりに登場する主人公はとても怠けた性格をしています。
「仕事なんて極力やりたくない!仕事嫌い!」という性格です。
そんな主人公が、仕事をサボりながら、お昼ごはんにカレーを食べるか、ラーメンを食べるかで迷う場面があります。
スパイシーな誘惑と、こってりの誘惑のどちらにするか、本気で迷っているのです。
でも、よく考えてみてください。
例えどちらかを選んだとして、この主人公は困るでしょうか。
もしこれが「カレーか、ラーメンか」で迷うのではなく、「ラーメンか、取引先か」だとしたらこの主人公はどうすると思いますか?
主人公は、「ラーメンに決まってるジャネーカ!なんで、お腹をすかせたまま、営業回りせねばならんのじゃい!」と、当たり前のように「ラーメン」を選択するんです。
なぜなら、取引先に行くと困るから。
お昼を食べ損ねてしまいますし、仕事をしなくてはいけないから困るんですね。
答えは、どっちを選んだとしても困りません。
困らないから実はどっちでも本当は良いわけで、「ラーメンとと取引先」のようにどちらかを選ぶと困る場合はそもそも悩みは生まれないのです。
「神様とのおしゃべり」の教えをワーホリや留学に置き換える
さて、これをワーホリや留学に置き換えてみましょう。
あなたは今、ワーホリや留学に行くかどうかで迷っています。
先ほどの「神様とのおしゃべり」の教えを思い出してみてください。
「迷っている」ということは、実は、どっちでも良いんです。
ワーホリや留学に行っても困らない。行かなくても困らない。
そんな状態なんです。
もし、あなたがワーホリや留学に行って困るなら、そもそも迷いにすらなりません。
ワーホリや留学に行っても行かなくても困らないことがわかって、心が少し軽くなったら、あとは迷うのをやめて行動に移るだけです。
まとめ
ワーホリや留学に行くか迷っている・・・という方のために、ここまで迷いをなくして行動に移す方法をご紹介してきました。
ここまでの内容の要点をまとめてみましょう。
迷いは、不安と興味の葛藤から生まれる
自己分析で不安と興味のモトをクリアにすることが大切
不安や興味のモトは人によってさまざま
自己分析をする上で、おすすめの手法はセルフコーチング
ひとりでセルフコーチングが苦手な場合は、プロのコーチを頼ってみる
迷うということは、実はどっちでも良いことが多い
迷いをなくすためには、何が迷いに繋がっているのかを自分との対話で見つけ出すことです。
ワーホリや留学に関してもそうなのですが、人生においても自己分析はとても大切です。
自分と向き合うのは、なかなかしんどくて面倒ですよね?
ですが、やはり自分の人生の指針を得るためにも、自己分析は外せません。
まずは一度、騙されたと思っていただいても構いませんので、セルフコーチングをやってみてください。
以上、まちやんでした。